僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

大丈夫でしょうか

今日も明日も明後日も・・・・アル症と肝硬変、意地でも一生、生き抜いてやる!(って死ぬまでが一生だから、だれでも一生、生き抜くんだけど)
アホアホ・ボジティヴ・シンキング、リスボン、57歳。今日も元気です。

本日も、ノープラン・わがまま・傲慢独善ブログ、ご訪問、ありがとうございます。


さて、今日の「大丈夫でしょうか」、何を心配しているのかというと、
ポケモンGOです。

僕はスマホを使っていませんので、プレイヤーとしてポケモンGOにかかわることは、まずないでしょう。
僕自身が、ポケモンGO依存症になったり、ポケモンGOによる事故を起こすことはないと思います。

では、何を心配しているのかというと、

運転者としてポケモンGOプレイヤーをはねてしまう、交通事故加害者になってしまう危険性です。

ポケモンGOの開発者は、プレイヤーに積極的に街に出てほしいということで、このソフトを思いついたということです。
確かに、密室にこもってディスプレイと対面し続ける、廃人ネトゲ・プレイヤーたちに比べれば、ポケモンを探して街をうろつき、他のプレイヤーたちとも言葉を交わすポケモンGOのプレイヤーたちは、健康的にも見えます。
また、積極的に現実世界とかかわっているようにも見えます。

でも、彼ら、ポケモンGOのプレイヤーたちは、現実世界にいるように見えて、彼らの手元で展開するディスプレイ内の出来事から一歩も外に出ていないんですよね。
ですから、がけから落ちたり、立ち入り禁止の場所に入ってしまったりするわけです。

そして彼らが日本の貧しい交通環境の中にあふれ出てきたとき、(それはもう今日ですよ)悲劇は起こりそうです。
街の中の道路をうろうろするポケモンGOのプレイヤーたち、彼らは道路という環境の中にいるように見えますが、実際には彼らは彼らの手の中のディスプレイの中にいます。
周囲の歩行者やチャリ、そして最悪の場合、近くを走行している自動車すら、彼らの眼中というか、認識世界の中には存在しないのです。

僕たちは、おそらく幽霊さんたちとは、しょっちゅう、ぶつかっているでしょう。
でも僕たちのほとんどは、幽霊さんを感じることも見ることもできませんので、幽霊さんたちとの接触で被害をこうむることはないのです。

ポケモンGOのプレイヤーたちにとって、実際の外部の存在者は、彼らの認識の中では幽霊さんたちです。
でもこの幽霊さんたち、接触すれば物理的なエネルギー交換が起きます。
痛っ!くらいで済めばいいのですが、あたりが悪ければ、ケガにもつながりますし、最悪の場合、
(そして僕は、1週間以内に起こるだろうなと予想していますが)死亡事故につながります。

すごく冷たいことを言えば、ポケモンGOのプレイヤーたちが勝手にケガをしたり、法を犯したり、死んだりするのは、どうぞ、ご勝手に、という感覚です。
しかし、人と自動車の接触の場合、自動車の運転者も、たとえホンマに歩行者に100%の非があったとしても、前方不注意という責任を問われるのです。

自動車やバイクを運転する皆さん、スマホを持ってうろうろしている人たちには、注意しましょう。
あれは、人ではありません。
多くの運転者を事故加害者という立場に追い込む、恐ろしいトラップです。
事故加害者には、あり得へん罰ゲームが待っています。
ホンマに、注意しましょう。

一番良いのは、君子、危うきに近寄らずでしょう。
でも近寄らざるを得ない場合、最徐行でこの恐怖のゲームをクリアしましょう。

間違いなくトラブルは起きます。
僕たちアル症者は、ハンディキャップとともに暮らしています。
さらなるハンディを増やす愚行からは、距離を置きましょう。


ポケモンGOプレイヤーたちと距離を取りつつ、皆さん、僕も、今日もご機嫌さんで、
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続しましょう。