僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

座って聴こうぜ

アル症と肝硬変、新たな人生のパートナーたちとともに2016年を見送る(空)元気な58歳、リスボン

本日もリスボンの、自分勝手・ノープラン・ブログ、ご訪問、ありがとうございます。

2016年最後のブログですから、僕の今年のベスト10でも書くべきでしょうが、

アル症、肝硬変、公式に認定
断酒生活入門
ブロガー・デビュー

の3つでほぼ確定でしょうから、特に触れんでもいいでしょ。

ということで最後は、昭和のおっさん・グチロジーGuchilogy(嘘)でよろしく。

常々主張してますように、私リスボンは、アマチュアですが、アマチュア故に真剣なミュージシャンです。お金の移動は全く伴いませんが、年間10数回の演奏活動を行っています。
(たまに足代程度のお小遣いを頂戴することはあります)

長いこと、お金を払って人の演奏を聴いていません。
お金は払いませんでしたが、
一昨年、招待されて、ラ・フォル・ジュルネびわこでの大阪フィルの演奏を聴いたのが、
コンサートらしいコンサートを聴いた最後でした。

あまり興味がないというのも元々ありますが、
おそらく外タレであれ国内のミュージシャンであれ、
ポップスのライブを聴きに(?)行くことはないでしょう。

なぜかというと

みんな立って聴くらしいからです。
立ち上がって拍手をしながら、
ダンスとは言わないまでも体を揺らしながら聴くのが最近の音楽の聴き方(?)らしいです。

あれは音楽を聴いているのですか。
強烈なビートサウンド(音楽ではなくサウンド)によって
無理やり体操をさせられているのではありませんか。

僕は音楽が聴きたい。
あるいはステージに上がって演奏をしているときは、僕たちの音に耳を傾けてほしい。

決して広くはない椅子と椅子の間に立って足踏み運動をしながら手を叩く。
楽しいことは理解できます。
めっちゃやかましサウンドとともに、
きらびやからライトショーや映像も空間を埋め尽くします。
それはそれで、興味深い非日常的経験です。

でも音がでか過ぎて音楽は聴けてないんじゃないでしょうか。

いつの間にか、コンサートやライブというと、
バンドとオーディエンスの一体感という不思議な呪文によって、
集団縦ノリ体操会になっちゃってますよね。

縦ノリ体操の会だったら、もっと広い場所でやりましょうよ。

あ、せやから野外ライブイベントが流行るのか。
なるほど、なるほど。

何れにしても、現在のポップミュージックというビッグ・ビジネス、
落ち着いてじっくりと音楽を楽しみたいというおっさんのグチロジーの出る幕はなさそうです。

というわけで、グチで締めましたが

皆さんも僕も、今年も来年も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。