僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

一体、誰のために、そして何のために?

加齢と暑さでかなり参っています、情けない58歳、リスボン、アル症・肝硬変とともに暮らしています。

本日もリスボンの、邪推・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


ポチは都議会議員選挙の歴史的敗北の意味をまだ理解していないようですね。
内閣の顔ぶれをすげ替えれば乗り越えられると思っているようですが、
ホンマの近くにいるお友だちしか理解者がいなくなっていることに気がついていないのかな。
もちろん、この先にはお友だちからの裏切りもあるだろうけどね、ここまでずぶずぶだと。


ポチは、改憲論者だそうです。
何としても憲法を改正した総理大臣として名を残したいようです。

でも、憲法の何を問題としているのか、はっきりとした思想的な立脚点は見えてきません。

どこでもいいから、憲法を変えたいだけなのかもしれません。
いや、たぶん、そうでしょう。

そして加計学園獣医学部新設の問題も、ポチのよくわからん行動原理が満載です。

ポチのお友だちは、学園の新しい可能性を探り、お金儲けをしたかったんでしょう。
僕は金持ちではないのでわかりませんが、
どうもこの国の資産家や大立者は、最後には自分の思い通りの学校を作ることにロマンを見出しているようです。

あのお友だちには、たぶん、そんな大それた目標はないでしょう。
多分、父親から継いだ家業のさらなる繁栄を目指したに過ぎないんだと思います。

ただ、学校経営というビジネス、はまれば面白いのかもしれません。
教育は国造りの基本中の基本ということで、経営がうまくいっている限り、高額の補助金収入をあてにすることができます。

ポチのお友だちに、これからは獣医学部がありまっせ、と耳打ちしたのはいったい誰でしょう。

そして、愛媛県今治市が待ってますよと、悪魔のフィクサーを務めたのは誰でしょう。

ポチとお友だちは、この二人(いや一人かも。たぶん、一人かな)の口車に乗り、
一人は家業のビジネスの繁栄のために、この話に乗ってしまいました。

さてここで誰が一番、迷惑をこうむるかという話について考えてみましょう。

仮にこのまま獣医学部の新設が認められたとします。

関係者の思惑通りに学生募集ができるでしょうか。

こんだけややこしい問題が絡んで、変なレッテルが付いた学校に、
高い授業料を払って入学したいという、獣医志望者がどれほどいるんでしょう。

しかも設立時に就任予定の教員のかなりの数が、定年まじかのベテランばかりだそうです。
つまり、この学校は、すぐに教員不足に陥ることが火を見るより明らかです。

仮に設立が認可されても、その先はいばらの道です。

まず第一の被害者は、今治市民、および愛媛県民ですよ。
高い税金を投入し、公有地をただ同然で譲り渡した学校の経営が、設立後すぐに立ちいかないとすると、
ただの丸損ですね。
しかも恥の上塗りという、末代までの罰ゲームももれなくついてきます。

もちろん、お友だちの学校法人も、ぼこぼこになりますよ。
でもそっちは身から出た錆、自業自得ですがな。

そして、うっかり入学してしまった学生たちが次の被害者ですね。

多分、ほっといても、この獣医学部はまともな経営はできないと思います。

ここで大きな疑問。

ポチはいったい誰のために、そして何のために、こんなリスクを冒したのでしょうか。
最も、ポチにリスクを冒したという自覚はないでしょうけどね。

僕たち凡人には想像ができない、
不思議なコンプレックスと恨みの感覚がポチの行動原理だとしたら、
ホンマに僕たちは不幸な国民です。

幼いころから帝王学を学んできたはずなのに、きわめて狭い見識しか身に着けなかった、
根っから心の腐った、悪魔のなりそこない、
おそらくはマザコンの見栄張り男、
理性も良心ももたない最低の存在。
ポチと呼ぶのも、世界中のかわいらしいワンちゃんたちのことを考えると、ワンちゃんたちに失礼かも。


早くまともな政治を取り返しましょう。

そして、この国が世界の笑いものから脱却できる日のためにも

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。

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