今日は猛暑でしたね、アル症にも肝硬変にも等しく猛暑は訪れます、リスボン、58歳。
本日もリスボンの、わがまま・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。
この頃、ありがたいことに再飲酒欲求は、ほぼ、ありません。
かつて少しばかり僕を悩ませた、食事に関する情報も、それほど僕の欲求を掻き立てることはありません。
そして、ろれつの怪しくなった吉田類を見て、こいつ、ホンマに酔うとる、と思うくらいです。
ところがそんな僕でも、一つだけ叶うことのなかった、そして今後も叶えてはいけない望みがありました。
結構、ちっちゃな望みです。
でも、たまに、漬かり切ったおっちゃんが、ワンカップを静かに飲んでいます。
そこは街中ではありませんので、そのおっちゃんはホームレスではありません。
もちろん、姿かたちは十分に貧乏くさいっすよ。
それからおそらくは農作業で鍛えた肌なんでしょう、肌の色はホンマに漬かり切っています。
それからおそらくは農作業で鍛えた肌なんでしょう、肌の色はホンマに漬かり切っています。
時には缶酎ハイのロング缶を楽しんでるおっちゃんもいます。
あんな風景の一部になってみたかったな、というのが、僕のちっちゃな望みでした。
というよりも、断酒者になってから、そんな望みをもつようになりました。
というよりも、断酒者になってから、そんな望みをもつようになりました。
決して華やかな人生を送ったとは言えない完熟のおっさんが、少しだけ熟し方を間違えて、決して褒められることはない風景を形成している、なぜか、そんな場面の一部になってみたかったと思います。
この望みが残念なのは、
断酒者である以上、決して叶えてはいけない望みであること、
そして仮にかなえたとしても、その結果が少しばかり物悲しく残念であること、
の二つの残念さに結びつくことですね。
残念だけれど、そんな少しばかりはた迷惑なじいさんになるのも哲学でアートかな、とわがままにも思います。
叶えませんけどね。
はい、絶対に叶えません、そのためにも