僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

Confirmation 確認

アル症は確定です、肝硬変も確定です、ガンもほぼ確定です、昭和のおっさん症候群は非公認ですがセルフでは確定です。
医療的判断と自己判断、都合よく混用してます、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、振り返り・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


明日、教員免許更新講習というやつをやっつけ、
後、2科目の成績を付け、
日曜日のAO入試担当業務をこなし、その後の入学判定教授会を終えれば、
一応、仕事も一区切りをつけることができます。

来週は、火曜日から金曜日まで秋田(初めてです)、
再来週の月曜日(14日)には、サヨナラ・奈良・イトーヨーカ堂・ライブを敢行します。

そして再来週からドイツ、イタリアへの出張です。

秋田へは全日空、ドイツへの渡航ならびにイタリアからの帰途は、大韓航空
どちらもLCCではありませんので、機内ではワインが飲めちゃうという危険地帯に入ります。

飲みませんよ、絶対に。

なぜ飲まないかっていうと、
言うまでもなく僕がアルコール依存症だからです。

おそらく肝臓君の状態は落ち着いていると思いますので、
肝臓君目線から考えれば、1杯や2杯のワイン、どうっちゅうことないでしょう。

しかし、しか~し!

僕たち、アル症者は、一度、少しでもアルコールを口にしてしまうと、アルコールの摂取コントロールができなくなります。

これから仕事があろうが、
のどが渇いた、といっては酒を飲みます。

朝目が覚めたといっては、今日も頑張んべぇ~、と矛盾に満ちた動機に全く疑問も抱かず、酒を飲みます。

別に仕事に影響でてないし、と開き直って酒を飲みます。

一度この状態に陥ると、断酒ライフに復帰できるかどうか。

僕は断酒ライフに入門してから幸いにして一度もスリップしてませんので、わかりませんが、
多分、たとえ少量であろうとも、ひとたびアルコールを口にしてしまうと、
断酒ライフへの復帰は、これまで以上に辛いだろうな、と思います。

そして僕の場合、肝臓も言わしていますから、
内臓の調子がドンドン、悪くなります。

まさか、異国の地で救急車に乗るわけにはいかんしね。

というわけで、
夏の出張シーズンを前に、僕がアルコール依存症であることを、再確認いたします。

絶対酒を飲まないほうが楽しいって!

ちなみに、確認、英語では、Confirmation コンファメーションといいますが、
ジャズの重要なレパートリーにも、コンファメーションという曲があります。

作曲は、ハードバップの神様の一人、チャーリー・パーカーです。

ミュージシャン仲間では
「わかっちゃいるけどできないコンファメーション」という替え歌があるくらいで、

ジャズの応用編の重要なレパートリーです。

ジャズメン同士が互いの力量を探り合うためにはうってつけの曲です。

僕たちアル症者も、自らの本質をコンファームし続ける必要がありますね。
「わかっているから絶対、飲まない、コンファメーション」です。

絶対飲みませんぞ。

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。