僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

見切り品のシュークリーム

アル症、肝硬変とトリオで歩んでます、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、つれづれなる・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


おかげさまをもちまして、昨日、断酒ライフ継続、1年9か月を達成いたしました。

僕はもともと、断酒ライフの継続期間にはあまりこだわりはありませんでした。

もちろん、入門したての頃は、まずは、半年、そして1年と、指折り数えていましたよ。

でもこの頃は、あえて振り返らないと、継続期間を意識することはありません。

一応、断酒ライフの安定期そのものが安定してきたということなのかな。
もちろん、油断は禁物です。

僕の場合、何か嫌なことがあった時に飲酒欲求が首をもたげるというよりも、
今日は成果があったなぁ、という充実した日の帰途に、ふと酒を飲みたくなるようです。

昨晩も、学生たちとのミーティングの中で今後の活動に一定の見通しが得られ、
少し遅めの夕食を近くのスーパーの見切り品弁当で済ませている際に、
あ、ビールほしいかも、と一瞬思ったくらいです。

スーパーですから、ビールはなんぼでもあったんですが、手に取ってレジに並ぶことはありませんでしたよ。
エライ、エライ(誰も褒めてくれませんので、セルフで褒めます)。

常にこの一瞬、今日一日、と心がけて、断酒ライフを継続していきます。


さて、何度も書いていることですが、

そして多くの皆さんも書いてらっしゃることですが、

僕たち、かつての左党は、断酒ライフ入門後、甘党に改宗しますよね。

僕もびっくりするほど、甘党になりました。

例えばこの頃の一日の終わりの小さな楽しみ、
スーパーによって、見切り品値札のつけたれたお菓子を買い、
店内でモフモフといただくのがお決まりのコースになりました。

例えば今日は、60円のシュークリーム。
またある時は、78円のきんつば。
またまたある時は、見切り品ではないけれども安売りされているチョコアイス最中。

危険極まりません。
血糖値には注意し、運動不足にならないようにしなければならないと、
肝硬変よりも恐ろしい、糖尿病の苦しみに陥りかねません。

しかし、甘いものはやめられませんねぇ。

左党であった頃は、スイーツなぞというものは僕にとって何らの存在価値のないものでしたが、
今では、
もし御馳走していただけるのであれば、
高級なお寿司よりも、
むっちゃ手の込んだスイーツですわ。

美味しいお刺身が手の込んだ酢飯に程よく握りこまれているお寿司、
美味しそうですよ、
でも、複雑な香りと甘味、そして時には苦みも加味されたスイーツ、
今の僕には、こちらのほうが魅力的です。

人間変われば変わるものです。

さぁ、スイーツを美味しくいただくために、適度に体を動かし、十分に脳みそを働かせるようにしましょう。

そして

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。