僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

奇妙な夢

アル症・肝硬変、寒さにもしなやかに逆らいます、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、???ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。



今朝は奇妙な夢を見ながら目覚めました。

夢の中で、明日の朝は絶対に筋肉痛で目が覚めるとビビっています。
ところがその時点で、もうすでに筋肉痛で苦しんでいるのです。
夢ですので、目が覚めた時には、それほど痛くはなかったのですが。

なぜ筋肉痛の夢を見たかというと、一応理由はあります。

昨日(金曜日)の午前中、1年生向けの入門科目として、コンテンポラリーダンスを体験するワークショップがあり、
老体に鞭を打って参加しました。

指導してくださったのは、
モノクローム・サーカスという、関西を中心に活動を展開しているパフォーマンス集団です。

ダンスのワークショップといっても、特に難しい技能の獲得を目指すものではなく、
造形表現を目指す若者たちに、身体表現についても入門レベルで体験してもらい、
自らの身体に対する気づきを感じてもらおうというもののようです。

僕は基本的に体験型のワークショップというのは、大好きです。
ぼやっとしていたら、絶対体験できないことに挑戦できる機会ですから、
是非とも参加したいと思っていました。

そして約2時間に及ぶワークショップ、特に難しい課題に挑戦することはなかったのですが、
途中、少し走り回るような瞬間もあり、それなりに普段使うことの少ない筋肉を酷使したようです。


ということで、筋肉痛に襲われることがほぼ確定したわけですが、
僕たちぐらいの歳になれば、その日に筋肉痛になることはまずなく、
早くても翌日、下手をすると2日後ということも少なくありません。

ですので、就寝する前から、次の朝かその次の朝に筋肉痛で目が覚めることは覚悟していました。

そして今朝、なぜか夢の中では、痛い痛いと感じながらも、
もうすぐさらなる痛みに襲われるぞ、と震えていました。

目覚ましで起こされましたので、恐怖も痛みも目覚めた瞬間に途絶えました。
先ほども書きましたが、実際にはそれほど痛みは感じていませんでした。
もっとも、明日の朝がこわいですけど・・・。


夢って何なんでしょうね。

最近は見なくなりましたが、やはり断酒ライフ入門当初は恐怖のスリップ夢が定番でした。
不思議に何を飲んだとか、味がどうだったかとかを結構、明確に覚えているんですよね、僕たちのスリップ夢。

僕はフロイト流の心理学を全く信用していませんが、
でも夢と深層心理の間に何か関係がありそうなことは、否定しません。

飲酒者の頃もおかしな夢はたびたび見ましたが、
それは断酒者になってもあまり変わらないようですね。

そして夢の一番奇妙なところは、
夢の中ではむちゃくちゃ強烈な感覚を体験したのに、
目が覚めて時間がたつと、ほとんどその感覚はどっかに言ってしまうという事実ですよね。

何とかその強烈さを言葉にして残しておきたいと思いますが、
これはかなり難しい作業です。
強烈さを再現しようとすればするほど、嘘つきになっていく感じがします。

幸いにも悪夢を見ることがあまりありません。
悪夢と縁のない睡眠が続くことを祈りつつ、いつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。