僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ディスコミュニケーションという逃避

今日は空がきれいでした、空の緑と色づき始めた山の緑が接する山の端当たりの色の妙味、
秋でした。

生意気にも秋の風景をめでています、アル症・肝硬変、昭和のおっさん、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、卑怯なノープラン・ブログ、ご訪問、申し訳ございません。


昨晩、長女が帰ってきました。

長女は今大学3年生、グラフィックデザインを勉強していますので、
今くらいが企業でのインターンシップを経験する時期です。

昨日から大阪の小さなデザイン会社でインターンシップを始め、
彦根のアパートに帰るよりうちに来るほうが交通費が安くつくということで、
帰ってきたとのこと。
今朝はまた大阪に出かけていきました。

さて、我が家ではフルメンバーが揃いますと、
僕の家の中別居状態が始まります。

僕を憎んでいるパートナーがこどもたちとの会話を独占し、
僕が話に加わろうものなら、全然、文脈が違うよとばかりにのけ者発言を繰り出します。

そしてこどもたちもアル中おやじよりは世間知らずおばはんの言うことに従い、
僕の孤立状態が深まります。


はっきり言って、かなりつらい状況です。

怒る、という手もあるのでしょうが、
僕の場合、怒っても、

勝手に酒を飲み狂って体を壊し家族に迷惑をかけたおっさんが何をぬかしとんねん、ということで、
怒りそのものが無力化されます。

決して褒められたことではありませんが、
最初からそうなることを避けるために、
僕は意図的に家庭内一人暮らし状態に陥ることにしています。

その方が楽ですから。

罰ゲームもペナルティーの軽いほうを選ばせてください。

今さらパートナーに分かってもらおうとは思いません。

こどもたちへの気持ちも萎えてきました。

家族に理解されないおっさん、
それでいいです。

罰ゲームですから。

僕が仕事と称して海外に出かけたがるのも、この辺りにも理由がありそうです。


僕は
家族との暮らしよりも
世界と付き合うことを選びます。

僕には音楽があります。
僕は英語が話せます。

そして恐らく僕には、断酒ライフを継続するための希望もあります。

一つに絶望しても、
別のところに希望を見つけ出す、

60年近く生きていると、そんな悪知恵も身についたようです。

悪知恵を活かしていくためにも

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。