僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

笑顔がいっぱい

しっかり成人病、しっかり依存症、そしてしっかり自己チュウADHD、はた迷惑初期高齢者リスボン、59歳。

本日もリスボンの、好きにしなはれ・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。



今日は結構、走り回りました、僕にしては。


この秋ずーっとかかわってきた展覧会の資料、まず朝一で事務所に返却に行って来ました。
僕にしては珍しく、ビジネス渋滞の中での運転でした。


そしてそのあと、午前中に1か所、そして午後一からも1か所、
ここ数年、お世話になっている、重度の心身障害者のためのデイサービス施設を訪れ、
クリスマスコンサート(というほどのものではありませんが)をぶちかましてきました。

楽器の搬入からセッティングまで僕一人、
ホンマ、何ちゅう便利でお手軽なミュージシャンなんでしょう、
セッティング、1時間、本番、45分、片付け20分、といったあたりが1サイクルです。

しんどいっちゃぁ、しんどいですが、
しかしそのしんどさをかき消してくれるお土産がこの活動にはあります。


それは、ほとんど言葉も話さないみんなの、
体いっぱいの?笑顔です。


僕がみんなの知っている曲を弾き始めると、
踊りだしたり、一緒に歌ってくれたりします。

部屋中にかけ値のない笑顔が飛び交います。
みんなのあふれるばかりの笑顔に囲まれて、ピアノを弾きながら僕も泣きそうになります。

ピアノを弾くことによって笑顔を交わすことができる、
この得意技を僕に与えてくれた神様に感謝します。


僕は正式のピアノレッスンを受けたことはありません。
ホンマの我流です。

しかし若いころの盛り場ピアニストとしての10年間の経験が福祉や研究の現場で役に立っています。

華麗なテクニックに裏付けられているわけでもなく、また決して上品な演奏ができるわけでもないのですが、
僕のピアノプレイは、たぶん、僕だけのものでしょう。


若いころは、下手に酒に強かったのでこのテクニックを夜の街でしか生かせませんでしたが、
酒が必要なくなった今では、福祉の現場だけではなく、社会のいろいろな機会で生かせそうです。


まだまだ僕は死ぬわけにはいかないようです、ADHDですけど。


ということで、だいぶ自慢たらたらでしたがいつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。