僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

すなおにエイジング

飲酒歴40年、断酒歴2年と少し、初期高齢者歴?年、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、納得かも・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


2月27日、早いもので、2018年の2月ももうすぐ終わります。

さびぃ~だ、雪うっとぉしいだ、なんだかんだと文句ばかり言ってましたが、
そんな冬ももうすぐ終わりそうです、

そして僕の家は山の中ですから、
朝のワン姫様との散歩の最中にも、
あの春の香りがどこからともなく・・・
(って林のほうからなんですけどね。)

ホンマに Time flies. 時は飛び去っていきますね、
歳も取りますわ。


で、今日、何となく立ち読みしていた本の中に、

日本人は、アンチ・エイジングというと、エイジングに徹底的に逆らい、
若さを無理やり保つことであるという風に、
極端な解釈をする傾向があると書かれていました。

で、若さを保つために急に運動をしたり、
無理に若者文化に染まってみたり、
涙ぐましい努力をする人たちがいるんだそうです。


でもホンマのエイジングっていうのは、エイジングに無理に逆らうことではなく、
すなおに老いを受け入れ、
でも、老いをネガティブにとらえるのではなく、
老いの中に、若造には分らん価値を感じて、
楽しみながら生きていくことだそうです。

僕も、時々、報告していますように、
少なくとも身体能力に関しては、
確実に老いを実感しています。

そして病を経験してからは、
身体能力だけではなく、
精神力や脳力も停滞しているか、落ちているなと感じます。

特に脳力の減退は、ショックですが、受け入れなければならない現実です。


例えば、
ちょっと難しい英語の文章を読み解いていく時の脳の根性力、
この力は絶対に落ちました。

もちろん、文章全体の意味を、まるぅく理解するという能力というかコツは、
若いころよりも上達してますよ、
でもそれは脳力というよりも、
いうたら、世渡り力か、もっと言えば、ごまかし力ですので、
エイジングとともに上達したかのように見えるのは、普通です。


今僕がしなければならないのは、
若い時のようには訓練の積み重ねが必ずしも能力の向上にはつながらないことを自覚し、
でも、まるっきりあきらめてしまうとそれこそゼロという奈落に落っこちてしまうので、

ちょっとした疲れの感覚を楽しみながら、ドリルを継続することでしょうね。


僕の場合、人間力もついているのかどうか分かりませんので、
全体としての総合力は落ちているでしょう。

でもめげずに、
年取ったら誰でもどんくさくなるんじゃい、と開き直ることにしましょう。

しかし頑固になっちゃだめですよね。

流れるように楽しく、
でも無理に迎合することなく、
高齢者には高齢者に見える世界があるんじゃい、
悔しかったら早よ、年取ってみぃ、
あ、いかん、いかん、すぐ勝負したがるのは、かっこわりぃ年の取り方ですわ、

とにかく、
エイジングを受け入れること、それが第一歩でしょう。


なめらかなエイジングのためにも、

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。