僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

告っちゃいました

飲酒歴40年、断酒歴2年と7か月、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、青臭いぜ・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


今日は告っちゃいました。

昨年の今くらいから仕事をご一緒させてもらっている女性に、です。


本日、その方が、
職場内での担当交代のため、
僕との仕事から移動になることのご報告に来てくださいました。


かなりショックでした。

今年も一緒に現場のドタバタを楽しめるものだとばかり思っていました。


その現場は作品というある種の生ものを扱うため、
当日の現場で初めて分かることがいっぱいあります。


去年はそんな時、一緒に角突き合わせ、ああでもない、こうでもないと相談しながら、
何とか現場を仕上げてきました。

その方はいうなれば、僕にとって仕事の同志です。

その同志から、完全ではないにしてもちょっとした別れを告げられたわけです。



もっとも、仕事先が全く変わってしまうわけではなく、
また昨年のお仕事の引継ぎもありますから、

ご一緒できる機会が全くなくなってしまうわけではありません。


でも、ご移動のご挨拶にきて下さったわけです。


おいおい泣きました(大嘘)。

泣きはしませんでしたが、
二つの告白をしちゃいました。



一つはご迷惑だろうなと思いつつ、
僕がその方を好きだという事実をです。

いつからか、あまりはっきりとは覚えていませんが、
本当に好きでした。


もう一つの告白は、

告白というよりも再確認というべきかもしれませんが、

僕の、アルコール依存症患者としての生き方についてです。


その方には、なぜか、仕事仲間になってすぐに、
僕がアル症を患っていることを告げていました。

彼女はその唐突な僕の告白を自然に受け入れてくれていました。


そして今日改めて、
アル症者、断酒ライフ入門者としてどう感じているか、
何を考えているのか、
そしていかに生き延びているのかについて、
じっくりと聴いてもらいました。


僕たち、断酒ブロガーは、
ブログの発信によって断酒ライフの確実な遂行を図っています。

でも今日は、デジタル世界でのテキスト発信ではなく、
フェイストゥフェイスの場面で、自分の声で伝えました。


彼女はそんな僕の告白にしっかりと耳を傾けてくれました。

たとえ彼女との恋がかなわないものだとしても、
僕にとって彼女は、僕を生き続けさせてくれる、最高の友人の一人です。


告っちゃいましたが、
幸せも見つけました。


思い切り青臭い発信になりましたが、
勘違いはた迷惑初期高齢者のつぶやき、
お許しください。


皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。