僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

北京4日目 折り返しました

飲酒歴40年、断酒歴2年と7ヶ月、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、今日も少し自慢・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


北京滞在、4日目を終えようとしています。

丸一日、調査訪問活動に当てられるのも、あと2日間のみ。

渡中前に考えていた故宮博物館に二日当てるという予定、
僕の認識不足で全く果たせなくなりましたが、

でも負け惜しみではなく、
結果、これもアリだったなと思っています。

というのも、
アートを中心とした北京の昔・今・未来の概略を探る旅、
はっきり言います、
6泊7日では、どないもなりませんでした。

昨日の天壇公園も丸一日、費やしましたし、
今日、訪問した、798芸術区、
こちらもほんまは丸1日でも回りきれませんでした。

まだ確認したい場所が山ほどあります。

世界遺産の都市、北京、
そして中国4000年の歴史、なめたらあきませんでした。


故宮博物館に行けなくなったことで、
他の行き先に時間を当てることができます。

サァ、あと二日、
足と目をいじめることにします。


今日の訪問地は、798芸術区、北京の新しいアート・タウンです。

先鋭な美術館やギャラリーから、
ポップな感覚に溢れた、おしゃれなギャラリー・スペースまで、
北京の最先端の一つが集まる街です。

やや観光名所化されすぎたきらいはありましたが、
しかし、日本の若者たちに、
中国のアート・シーンの元気さを伝えるには十分すぎる活気にあふれていました。


この798芸術区、少し行きにくい場所にあります。

行きは、最も近いと思われた地下鉄の駅から、30分ほど歩いて行けましたが、
さすがに帰りは、

地下鉄の駅まで、バスを使いました。

ついに北京のバスも初制覇です。

最も停留所に詳細なインフォメーションが掲示してありますので、
それほど大層なことではないのですが、

僕としましては、
地下鉄に続いてバスを経験すると、
その街の一部に溶け込めたような感覚があり、
とても満足します。

北京の地下鉄の乗り方については、
もう、任せなさい(って、大嘘ですけど)。

地下鉄の切符の買い方から、
セキュリティー・チェックの対策まで、
さすがに4日目ともなりますと、
慣れてきます。

北京の人々の傍若無人にも見える厚かましさも、
きらいではなくなってきました。


北京では、不思議なことに日本人観光客に会いません。

上海や香港には、どこに行っても日本人を見かけましたが、
北京はあまり人気がないんでしょうか。

はっきり言って、上海よりも見所は多いと思うんですが。

でも、日本人にほとんど会わないというのも、
僕にとっては、北京の魅力の一つかもしれません。

ポルトガルでも会いませんでしたよ、日本の方に。


あと二日間、孤独のアート・リサーチ(という名の観光?)、頑張って続けます。

ほんまに元気で海外で動けること、
断酒ライフのおかげです。

ということでいつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。



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