僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

小説の結末

飲酒歴40年、断酒歴3年と1か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、特にどうということはありません・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。



これまでも何回か振り返ってきたように、
断酒ライフに入門してから生活のいろいろな場面に変化が現れています。


主には体調の変化ですが、

生活習慣の変化も多くあります。

一日の時間の割り振り方も変わりましたし、
意思や感情が何に向かうかも変わりました。



僕の生活に現れたそんな変化の一つに、

小説、それも現代の作家による小説を好んで読むようになったことがあります。


基本的には、
夜、布団に入ってから眠気がやってくるまでが僕の読書時間です。


ジャンルとしてはミステリーが一番多いですね。



でこのミステリーというやつ、

たいがいの作品が最後の十分の一くらいで、
畳みかけるようにクライマックスを迎える構成が多いようです。


読んでいる途中でも、たぶん、読者の裏をかくような登場人物が犯人だろうなと思うのですが、

その僕の浅はかな予想もたいがいは見事に裏切られます。

悔しいと同時に、これがミステリーの醍醐味だろうなとも思います。





で少しばかり不思議なことなのですが、

たまに朝早くに目が覚め、まだ居間に降りるのは早いかなというとき、
読みかけの小説を読み進めるのですが、

この早朝読書の際にクライマックスの部分を読んでいることが多いのです。

そして夢中になって読み進めた結果、
最初に床を離れようと思っていた時間を大幅に過ぎてしまうことも少なくありません。


やっぱり、早朝の頭がさえわたっている時の方が、
ミステリーの醍醐味を味わいやすいのかもしれませんね。


文庫本というステキなアイテムがこの世に存在したことをうれしく感じています。

このうれしさの継続のためにもいつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。