僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

連日の演奏

飲酒歴40年、断酒歴3年と3か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、それはそうでしょう・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


今週は3回、ライブ演奏を行いました。

日曜日、14日が、ジャムセッション
木曜日、18日が、僕たちのレギュラー・ライブ、
そして今日土曜日、20日が、僕たちがホストのジャムセッション


疲れました。


もっとも日曜日のジャムセッションの日は、
僕以外にも3名のピアニストが参加していましたので、

ピアノを弾いたのは、ほぼ2曲、
あとはヴォーカリストをしていました。


さすがにこれだけ集中して演奏しますと、
自分の演奏の長所・短所が分かり始めます。

ついこの間までは、
演奏しながら、
自分の演奏を突き放しながら聴く、第3者的な耳はまだ持っていなかったのですが、

この頃、それも少しだけできるようになってきました。

飲酒者の頃は、
お酒を少し飲んでから演奏したほうが、
気持ちが高揚して次から次へと新しいフレーズが湧き出てくるように感じていましたが、

今ではそれは錯覚だということもわかりました。

ある程度エキサイトしながら聴く耳と、
少し距離を置きながら冷静に聴く耳、

ジャズの演奏ではこの矛盾した2種類の耳を同時に働かせる必要があります。


いろいろな人と演奏してきたこと、
断酒者となってプレイするようになってきたこと、

そしてライブ演奏のスケジュールが日常的になってきたことによって、

60になってもまだ伸びしろがありそうです。

「伸びしろですねぇ」(じゅんいちダビッドソン風によろしく)

不良初期高齢者に伸びしろをもたらしてくれているのはもちろん、
断酒ライフです。

ですのでいつものように。

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。