僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

美味しんぼ

飲酒歴40年、断酒歴3年と3か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、これも平成の振り返り?ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


さすがに今朝は少し寝坊をしました。

パートナーも仕事が休み、
僕もライブと宴席の連荘でやや睡眠時間が不足気味でしたので、

早朝に起床する必要も緊張感もなく、
寝ていました。


ただ目が覚めても、
充分に疲れがとれたという感じではなく、

やっぱ、疲れがたまっているかな、という感じ。


ということで、今日はいつにもましてのんびりと、

仕事とピアノの練習を行いました。


仕事は、今年度から始めた共同研究の僕の分担か所で、
明朝にはプロジェクトリーダーに送信します。

2時間ほどで終えることができました。



3時から近所のブックオフで、マンガ本や新書の立ち読みを楽しみましたが、

ひさびさにグルメマンガの原点、
美味しんぼを少し読みました。


味覚というやつ、
なかなか定説が確定せず、
自信たっぷりに訳知り顔なことを抜かす人びとの見方が世論をリードしがちなものですが、

美味しんぼもそのような風潮の口火を切った作品の一つとして、
功罪、相半ばしているように思います。

なるほど、その通りやな、と思わせることもあれば、

ホンマかぁ、ホンマに食ぅてから確かめたんか、と突っ込みたくなるような内容もたまにありました。


美味しんぼを久しぶりに読んで改めて思ったのが、

多くのグルメ・エンターテイメントが、
飲酒と食事を一体のものとして描いていることについて、
まったく疑問を挟んでいない点でした。

今日も立ち読みしながら、
再飲酒欲求とまではいきませんが、

そうかぁ、料理には酒がつきものって感覚、
ほとんどの人は疑いもしないんや、

と思い知らされました。


僕も飲酒者の頃は、
この作品の影響を受けて、

何か分かったような分らんようなうんちくをたれながら、
酒を飲み、料理を楽しんでいた記憶があります。


料理とともに酒を楽しむこと、

もちろん、そのような普通の習慣がアル症者の増加に加担しているとは言いませんが、

でも僕たちの感じていることがあくまで少数意見として隅っこに押しやられるであろうことについては、

ちょっと気にしておこうと思います。


でもいつものように、気合をば。


皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。