僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

寝坊した午前中の発見 断酒ライフの効能

飲酒歴40年、断酒歴8年と4カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、当然といえば当然、でもやっぱお値打ち!ノープラン・ブログ、

ご訪問ありがとうございます。

 

今朝は目覚まし時計に起こされました。

ムチャクチャ、久しぶりのことです。

何年ぶりやろうってくらい、久しぶりでした。

 

 

夢うつつの状態の中で、「何の音やろう?」と訝しく思っていると、

そやそや、ゆんべは目覚まし、セットしてから寝たんやったと思いだし、

スイッチを止めました。

 

前信でも報告しましたように、

昨晩の帰宅は遅くなりました。

昨晩の就寝は、1時半くらい、念のため、目覚ましをセットして寝ました。

 

昨日ですが、夜はライブでした。

イベント仕掛け屋ヴォーカリスト、アンディの依頼を受けまして、

飛び入りOKのライブショーのピアニストを担当しましたが、

昔取った杵柄のおかげで、リクエスト曲の殆どに対応できてしまったため、

3時間のイベント中、僕の休憩時間はほとんどありませんでした。

そりゃ、疲れますわ。

 

いつもより起床が少し遅れましたので、

朝のルーティンのスケジュールも少しずれました。

ピアノの朝練も、いつもよりも1時間ほど、遅い時間から始めましたが、

基礎練習の際中は、疲ればかりを感じ、なかなか音に敏感になり切れませんでした。

 

しかし、1時間ほど弾き込んでいくと、いつものチャレンジ心が起動し始め、

練習にも気合が入ってきました。

比較的、のんびりとしたペースではあったのですが、

それなりに課題設定をしながら、いつもの通りの練習をこなすことができました。

 

ふと思ったのですが、飲酒者時代の僕には無かった経験のようです。

飲酒者時代であれば、充実した疲労の中で、

恐らくは気もちとしては充実した、

しかし心身には相当、負担を与えることになる深酒に浸り、

翌日の午前中は、二日酔いにはならないとしても、

疲れが残ってるわ~と、己のアホさを棚に上げて、ボケボケの過ごし方をしていたと思います。

 

当然のことなのですが、

断酒ライフは、疲れた翌日のコンディションを抜群に快適にしてくれます。

疲れが残っていたとしても、クリエイティブな過ごし方を確実にしてくれる、

これも断酒ライフの素晴らしいおみやげですね。

 

僕たちアルコール使用障害当事者は、アルコールのせいで、

毎日の活動可能な時間のポテンシャルを、半分以上、無駄にしていたことになります。

やっぱ、断酒ライフしか勝たん、ですわ。