僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

なんか管理社会

アル症です、元気です。肝硬変デス、元気です。57歳です、リスボンと申します。

本日もリスボンの、人畜有害・わがまま・ノープラン・ブログ、ご訪問、ありがとうございます。

僕の勤めている大学では、もうすぐ大学祭が開催されます。

昨年までは、大学祭といえば、朝から大学で飲酒OK、
現役の学生諸君や訪ねてきてくれた卒業生諸君と酒を交わすのが楽しみでした。

もちろん、断酒生活者となりましたので、今年から大学祭の楽しみ方を変えなければなりません。

もっとも変えなければならないのは、僕だけの話です。

僕の勤めている大学は、学内での飲酒は禁止されていません。
聞くとところによれば、今では学内での飲酒は完全に禁止されている大学の方が多いようです。

確かに法律の厳密な運用を目指す立場からは、
未成年の学生が在籍する学校では、飲酒は禁止されるべきかもしれません。

例えば、とある大学では、学内の新入生を歓迎する酒席で、短時間の過剰な飲酒が原因の急性アルコール中毒による死亡事故が発生したため、完全にキャンパス内が禁酒になってしまったそうです。

大学に通う長女の話では、若者たちは食事の際に酒類を注文しようとすると、年齢確認画できる書類の提示を要求されるのが常だそうです。
(ちなみに彼女は、ギリギリアウトです。)

当然のことかもしれません。

でも、僕が大学に入学したときには、先生方主催の新入生歓迎の席が設けられ、当たり前のようにビールが並んでいましたし、そのことが社会的な問題として取り上げられるなぞということは、想像すらできませんでした。

現在の飲酒と年齢に関する社会の意識は、断酒生活者の立場に立って考えても、過剰なような気がしますが、いかがでしょう。

妙に、杓子定規に規制することによってかえって歪みが増大化されているとは言えないでしょうか。

20歳の誕生日の1日前までは、アウトで、誕生日を迎えた途端にOKというのも、どういう理屈なのか、完全に説明することはできません。

社会全体が妙な監視体制全開状態になっており、めちゃくちゃ窮屈に感じられるのですが、
その感じ方は、古臭い、不良的な感性でしょうか。

確かにネット社会、すぐチクる輩が多いのも事実です。

でも、なんか余裕がありませんよね。

断酒生活者ですが、酒をめぐる社会の監視体制と重苦しい自重的な空気、
いや~な予感を感じます。

もちろん、僕たちは皆さんも含めて、今日も(明日も)ご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続しましょう。