僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

(いい歳こいて)ちょっとときめき・・・

春はもうそこまで来ているかも、
アル症にも肝硬変にも春はやってきます、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、はた迷惑・ノープラン・ブログ、ご訪問、ありがとうございます。

一昨日のことです。
研究出張の書類作成整理のため大学に来ました。

僕の勤めている大学は全学生数、1千人に満たない小規模校ですので、
授業や学生生活について学生諸君が相談に来る事務部署は、1箇所に集約されています。
学生の就職に関する部署もそこにあります。

たまたま(だと思います)2年生のMさんがキャリア・サポート・センター(本学では就職課をこのように呼んでいます)に来ていました。

Mさんは、背は高いのですが、際立った美人というわけでも、むちゃくちゃ可愛らしいというわけでもなく、
また服装もせっかくスタイルがいいのにもったいないな、と思わされる地味な印象の女学生です。

Mさんは、おそらくそのスタイルの良さが先輩の目に留まったのでしょう、先日催されたファッション・デザイン・クラスのファッション・ショーにモデルとして出演していました。

ショーでのMさんは、
「え、あのMちゃん?」と思わされドキドキさせられるほど、魅力的でした。

僕はMちゃんと特に親しいわけではありません。
彼女は僕の授業については、
それこそ僕一人で100人以上を相手にする大講義しか受講していません。
つまり授業を通して彼女の顔と名前が一致することはなかったのです。
あえて言えば、彼女が所属する音楽サークルの練習に、たまに僕がアドバイザーとして参加するくらいの接点しかありません。
しかし学内で出会えば、今日は、と挨拶をしてくれるくらいの間柄です。

僕はそんな彼女に、ファッション・ショーの感想を伝えました。
「むっちゃ、かっこよかったよ。」
ほんまに素直な感想です。
彼女の若さが醸し出す美しさに対して、少しばかりおっさん目線が入りますが、でも、ほんまにかっこよかった。

その僕の感想に対してMちゃんは、
「うれしい。目が合いましたよね。」
と言ってくれました。

そうなんです、ショーの時に最前列で見ていた僕とMちゃんは目があったんです。
僕は彼女がモデルを務めていることは全く知りませんでした。
ですからキャットウォークにMちゃんが登場した時の僕は、目が点になっていたかもしれません。

今日の話は、これだけです。
これ以上もこれ以下もありません。
でも、少しばかり(というか大いに)ときめいてしまいました。
もちろん、今後も何もありませんよ、間違いなく。

「勝手に恋愛感情ときめき症候群」、
この病気が引き起こす事態を僕自身の内側だけに止めるくらいの分別はもっています。
勝手にときめくことができるのも、生きていればこそ。
断酒ライフ、万歳。

というわけで甚だ自分勝手ではありますが、
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。