僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

この頃感じる情けなさ

今日は暖かい、でも財布が寒い、アル症・肝硬変、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、漂流・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


最近、ブログを書くときのマインドセットに、自分で疑問を感じています。

どういう疑問かというと、
結局、カッコつけてないか、というセルフ・チェックです。

もちろん書いている最中は、素直に思ったことを書いているつもりです。
少なくとも嘘はついていません。

ただ、自分を出し切ってはいないな、と思います。

ここ1週間ほど、家族にとっての僕の位置付けについて少しばかり考えています。

ここ3年ほどで収入が激減しましたので、大学生の長女には心理的な負担を与えています。
高校生の長男には、ここ数年の学習に対する不安を与えているかもしれません。

相変わらず僕の仕事等を理解せず関心をもたないパートナーとは、
心の通わない同居人として暮らしています。

生活習慣病を患い、その結果トラブルの元ともなったおっさんに対して、
そう簡単には思いやれませんよね。

しかもこのおっさん、反省するどころか、病人としての生活を、新しいライフステージやとばかりにはしゃいでいる始末です。

家族からは、あつかましい、メンドクセェおっさんに見えてるんだろうなぁ。

ってなことが、ここ4、5日、僕の頭の中を行ったり来たりしてます。

もっとも明後日は勤務先の入学式で、若者たちとの新しいシーズンが始まりますので、
今感じている感情の揺れも、良くも悪くもごまかすことができそうです、忙しさにかまけて。

ソーシャル・ネットワークには、諸刃の刃としての怖さもあります。

そこに心の澱を吐露することによって解放される書き手もいますが、
他者の提供した情報から個人情報の不適切な活用を導き出す、不埒な読み手(そして再発信者)もいます。

僕が断酒ブログの発信者の皆さんに助けていただいているのは事実です。
僕のブログも、ほんの少しでも誰かにとってプラスの効果があるとすれば、この上ない喜びです。

でも、電脳空間は、プライベートとパブリックが微妙に絡まり合う、ややこしい場所です。
ここでは確かに孤独が癒されます。
でも、まだ誰も経験していない危険が潜んでいる可能性もあります。

考えてみれば、人間って、フェイス・トゥ・フェイスでも傷つけ合うことがあるわけだし、
やっぱり、つながっていることの意味を大事にしたほうがよさそうですね。
気をつけながら。

ということで気をつけながら、
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。