僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

車って・・・

アル症・肝硬変、じっくり見つめて付き合っていきます、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、レトロ・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


本日(6月4日 日曜日)は、ホンマにええ天気でしたね。

ちょこっと気温は高めですが、空気が適度に乾いているので、
もうすぐやってくる暑苦しい日々を一瞬でも忘れさせてくれる、快適さでした。

が、・・・・(# ゚Д゚)

本日は出勤でした。

僕らの仕事は土日に仕事が入るのは多いのですが、
たいがいの場合、研究出張だったり、ワークショップのための出張だったりで、
休日出勤の辛さをカヴァーするだけの楽しさもあります。

しかし、今日は、務めている大学のオープンキャンパス、完全に業務出勤です。
しかも僕の所属しているセクションが、あまり高校生向けのネタのある部署ではないんで、
いわば、全学的に気合を入れていいくぞぉ、お前らも気合見せんかい、
という、応援団的なノリの出勤なのです。

しゃぁないなぁ~、と、いやいやとまでは言いませんが、いまいち、ノリにかける出勤でした。
(しかも僕たち、教師には、代休という考え方そのものがありません、ハイ。)

ま、愚痴はここまでにして。

帰りの話です。

今日のような天気、琵琶湖の北半分、絶好の行楽日和です。
したがって、ちょうど5時前後の湖西道路、渋滞します。

ただし僕の動きにとっては反対側の車線ですので、
渋滞の車を見ながら、心狭くも、
ざまぁみろい、といや~な小心者の見栄っ張り江戸っ子になり、少しだけ溜飲を下げます。

しかし、いろんな車がありましたよ。

僕はこどものころは車が好きだったのですが、今ではそうでもありませんので、
ボディーに書いてある文字を見ないとメーカーも車種も分かりません。

でもそんな車音痴の僕でも、これはユニークだわ、と驚かされる車も見かけました。

一つは、車の前半分がバイクで、後ろ半分が車?という車両。
ドライバーはむき出しのバイクのサドルにまたがってバイクハンドルを握っていますが、
ナンバープレートは普通自動車、5ナンバーでした。
したがって彼はノーヘルでした。

なんていうんですか、ああいうの。

3輪車のトライクというのは聞いたことがあります。
あれもトライクなのかなぁ。

おそらく安くはないと思いますが、
高い金を出して運転席の屋根を取っ払ってしまっているんですね。

ま、究極のオープンカーなのかな。

ほとんどの車がガソリンエンジンで動いていますが、
僕たちはエンジンの中でどんなことが起こっているかを意識することはほとんどありません。
モータースポーツが好きで、エンジンの調整や改造を普段からやっている人以外は、
ガソリンを含んだ空気がシリンダー内で圧縮され、火をつけられて爆発し、ピストンをその勢いで押し下げている、
その爆発のたんびにエンジン音が鳴るなんてことを意識することはないですよね。

でも、あの便利な機械の中では、連続的に爆破テロが起きているんですよ、ホンマに。

まだガソリンエンジンは、内部で連続爆破テロ事件が起きているということが想像できますが、
これがデジタル機器になると、何が起こっているのか、さっぱり見当がつきません。
見当がつかないので、たとえ話で理解することも全くできませんね。

このような道具の完全なブラックボックス化、技術の進歩とともに便利さを生み出しましたが、
しかし僕たちが道具に使われているかのような逆転現象も生み出しています。

20世紀の遺物(汚物?)、昭和の生き残りとしましては、
そのような、技術に対する盲目的かつ強制的信頼を甘んじて受けることはできません。
若者たちには、油まみれの機械と格闘してきたデザインの歴史について、許される限り語り続けていきます。

Viva! Surviving Showa-ite.

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。