アル症、肝硬変、危険思想の持ち主、リスボン、58歳。
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本日、3時間目(1時20分から2時50分)の授業を終えて教室に面している中庭に出てみると、
何人かのちっちゃいこどもたちが遊んでいました。
そばには、ヤングお母さんたち、
大学の中に家族連れが遊びに来てくれる、心和むいい景色だなと思って眺めていると、
何人かのちっちゃいこどもたちが遊んでいました。
そばには、ヤングお母さんたち、
大学の中に家族連れが遊びに来てくれる、心和むいい景色だなと思って眺めていると、
ヤングお母さんの一人が
「先生、お久しぶりです、大人5人、こども5人で遊びに来ちゃいました」
と声をかけてきました。
「先生、お久しぶりです、大人5人、こども5人で遊びに来ちゃいました」
と声をかけてきました。
ほぼ10年前の卒業生たちでした。
こどもたちが遊んでいる中庭を眺めることができるベンチに座り、昔話に花が咲きました。
そして僕の長女が大学生であることを告げると
え~っ、あの子が大学生? という、当たり前だけれど感慨深さも伴う声を上げてくれました。
え~っ、あの子が大学生? という、当たり前だけれど感慨深さも伴う声を上げてくれました。
そりゃ、10年経てば、小学生も大学生になりますよ、ホンマに十年一昔ですよ、
あなたたちも、あの、ぴちぴち元気で生意気盛りなギャル大学生から、
何はともあれ旦那よりもこどもという、立派なヤングお母さんにならはりましたやんか、
ホンマに十年一昔ですがな。
あなたたちも、あの、ぴちぴち元気で生意気盛りなギャル大学生から、
何はともあれ旦那よりもこどもという、立派なヤングお母さんにならはりましたやんか、
ホンマに十年一昔ですがな。
彼女たちが学生だった頃は、僕も学生たちと四つに組んで遊びたおすことができていました。
今ではもちろん、あり得ない話です、ハイ。
今ではもちろん、あり得ない話です、ハイ。
小一時間ほど彼女たちと過ごしたのち、研究室で採点等の仕事をこなした後、帰途につきました。
帰りの車の中で、10年ひと昔、あの頃は10年先のこと、つまり現在のことなんぞ、想像すらもできなかったけど、
今では、10年先のことはある程度見通せるかもしれんなぁ、と考えました。
今では、10年先のことはある程度見通せるかもしれんなぁ、と考えました。
つまり、(プラスもマイナスも含めて)無限の可能性が目の前に広がっていた若いころと異なり、
初老を迎えた今、僕たちに残された選択肢はそれほどは多くはないようです。
初老を迎えた今、僕たちに残された選択肢はそれほどは多くはないようです。
近所の子育てを終えたご夫婦を見ていると、大方のところはなんとなく想像できそうです。
寂しいというよりも、それはそれで一つの安心要素なのかなとも思います。
寂しいというよりも、それはそれで一つの安心要素なのかなとも思います。
いつまでも分別のない永遠のガキんちょのつもりでしたが、
年を重ねるとそれなりに角も取れるようですね。
年を重ねるとそれなりに角も取れるようですね。
でも、表向きの角は丸くしておきますが、どこかにとげは隠しておきます。
隠したとげのためにも