僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ブログを書き続ける理由

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アル症と肝硬変、二度目の人生、元気に楽しんでいます、リスボン、58歳。

本日もリスボンの、ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


写真は、先日の出張の二日目の朝、ホテルの近くの港から撮影した、曇り空の琵琶湖です。
何枚か撮影しましたが、あえて遠景が確認できない仕上がりの写真をアップしました。
少しばかりぼやっとした風景も、風景の楽しみの一つですよね。


さて、このブログですが、「断酒の日記(にき)」と名乗っていますので、
アルコール依存症である僕が、断酒ライフを継続するために毎日書いているものです。
入院中など、パソコンがインターネットに接続できない場合を除いて、1年以上、休みなしで継続できています。

ただ最近は、特に断酒ライフが話題の中心というわけではありません。
日によっては、というよりも最近ではほとんどそうなのですが、お酒やアル症に関する話題が全く出てこないこともあります。
特に最近は、史上最悪の総理大臣についての発言が中心になっていますので、
「どこが断酒ブログやネン」
という、突っ込みをいただきそうです。

断酒ブログの先輩の中には、
ブログの当初の目的がかなったということで、ブログを終了された方もいらっしゃいます。

そういう意味では、再飲酒願望がほとんどなくなっている僕も、ブログ終了、ないしは中断ということを考えてもいいのかもしれません。

でも僕は、たぶん、毎日の投稿をやめないでしょう。

ブログを書くことが負担に感じられる日もあります、正直。

でもやめることは考えたくありません。

一番大きな理由は、断酒会やAAに参加していない僕にとって、断酒ブログを通しての連携は、
孤独ではないことの確認につながっています。

僕の周囲には、アル症者はいません。
あるいは、アル症であることを自覚している人はいません。

誤解されやすい、あるいはなかなか理解してもらいにくい精神疾患であるアル症にとって、
周囲に仲間や理解者がいない、あるいは少ないという事態は、結構、辛いものです。

しかし、ブログをアップすることによって、
他の仲間のブログを読むことの強いインセンティブにもなりますし、
もしかすると、僕のブログが誰かの励みになっているかもしれません。

毎日のブログの投稿を通して知っている人たちは、もちろん、全員、お顔も存じ上げません。
でも皆さん、僕にとっては、リアルな世界での知人とはまた違った意味で、大事な人たちです。

皆さんのブログを読むだけのつながりも考えられますが、
やはり、僕自身も発信することによって、受信への熱意も一層、強くなります。

脳の機能の一部が不全に陥ってしまった僕たちのような病人は、
ある種の治療行為、あるいは予後行為として電脳空間でのつながりを継続していくことが、とても重要になっています。
やはり人は、一人では生きられないものなんですよね。

僕が過度の飲酒に走ってしまったことの原因の一つとして、孤独を楽しむことの間違った理解がありました。
飲んでさえいれば、天上天下唯我独尊と誤解していました。

でも本当は誰もそんなに強くはないのです。
ましてや、酒ごときでそんなに強くなれるはずは、絶対ないのです。
誰かとのつながりを確認していないと、生きてはいけないようです、僕たち凡人は。

凡人だからこそ僕たちは何かに頼ります。
そしてその一つが断酒ブログだったようです。

時事ネタ、アートネタ、音楽ネタ、大学ネタ、旅行ネタ。
そして断酒ネタ。

時には素人写真もアップしながら、投稿を続けていこうと思います。

そのためにも

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。

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