僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

不思議なチャイニーズ・エロティシズム

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飲酒歴40年、断酒歴2年と少し、香港歴3日、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、今日も旅日記・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


本日、香港、3日目。

朝から雨が降ったり止んだり。

春先の香港は日本よりも暖かい、と勝手に信じ込んでやってきた僕がバカでした。
雨が降るとやっぱり寒いです、なんぼ、沖縄や台湾並みに南だといっても。

でも今日も動き回ってきました。

特に今日は、香港島中心部、中環地区のギャラリーを幾つか巡ってきました。

香港といえば、上海と並んで、ヨーロッパの影響を強く受けた地域であり、
また今日でも、経済的にも文化的にも、インターナショナルな空気の濃い街です。

アート・シーンも例外ではなく、
ヨーロッパの多くの画廊が、
アジアのニューリッチ層をターゲットとした支店を展開していました。

で、多くの先鋭なギャラリーは、
あまり派手な看板は出さずに、
まさに、関係者だけ入ってきてね、と言わんばかりの、
一見、排他的な店構えを見せます。

もちろん、誰が入場してもいいんですよ、ギャラリーという場所は。

でも、あの決して優しくはない空気感に慣れるのには、少し経験が必要かもしれません。

写真はそんなギャラリーの一つで見た、
若い中国人アーティストの絵画です。

現代美術は一時、絵画の可能性を疑っていましたが、
現在では、世界中で若いアーティストが新しい絵画の可能性を追求しています。

この作品も、
現代中国の、
社会主義と資本主義の奇妙な共存関係を、
不思議なエロティシズムで表現しているように、
見えました。
もちろんこれは僕の勝手な感想です。

明日も画廊めぐりを続ける予定です。

少しばかり脚が棒になりかけていますが、負けずに歩きます。

ですので
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。