僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

年中行事で若返り?

飲酒歴40年、断酒歴2年と2か月、教師歴34年、不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、年中行事・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。


あと1週間と少しを過ごすともう4月、
新しい年度のはじまりです。

僕の勤める大学でも、
新しい週が明けた月曜日に入学式を挙行し、

その後の1週間で新入生を対象としたオリエンテーションを行い、
4月10日から授業が始まります。


僕の頭の中心にあった香港出張ブームはすでにどっかに行ってしまいました。


で今週なんですが、

在学生たち、
つまり新2年生、3年生、そして4年生に対する履修登録指導を行いました。


大学ですので学生たちは、
自らの所属する専門クラスの必修科目以外に、
いわゆる選択科目を履修しますが、

その選択科目に関する相談を今週、受け付けてきたわけです。


僕の担当は、今日と明日ですが、
昨日も少し覗きました。


この履修登録相談、

順調に単位の修得が進んでいる学生たちとは、
さぁ、今年はどんな勉強しよ?
と楽しく希望を語り合うことができますが、

互いにつらいのは、
単位の修得に遅滞が生じている諸君、

そして場合によっては、このままでは4年間での卒業が危ぶまれる学生たちとの履修相談です。

大学ですので、何でもかんでも授業単位の数をそろえればいいというわけではありません。

専門的な学修を修めたという証明を担保するためには、
いくつもの決まりごとがありますので、
その決まり事をチェックしながら、
あたかもパズルを解くように、履修計画を立てていくことになります。

時間割や、科目ごとの履修条件等を確認しながら、
そして多少の裏情報も提供しながら、
卒業が可能になるような計画を考えていきます。

今日はありませんでしたが、
年によってはどないもならんことがわかり、相談の途中で泣き出してしまう子もいます。

何とか可能性が見えてきた学生とは、
とにかく頑張ろうな、と励ましながら相談を終えます。


決して楽な仕事ではありませんが、
しかし、若者たちと腹を割って話し合う機会があるというのは、
ありがたいことです。

一方通行になりがちな教室での大講義とは異なる真剣さと楽しさ、
そして、決して簡単ではないちょっとしたパズル、

もしかすると老化防止のための貴重なエクササイズになっているかもしれません。

いや、きっとなっているでしょう。

そう考えるとありがたいことですね。

さぁ、明日も土曜日ですが、履修相談最終日、しっかり仕事してまいります。

そのためにも
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。