僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

誰かのためにではなく

飲酒歴40年、断酒歴2年と3か月、ホンマに不良初期高齢者、リスボン、59歳。

本日もリスボンの、ホンマに自己チュウ・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。



だいぶ以前にも報告しましたように、
僕は今の職場でほぼ窓際にいます。

昇任、即ち給料アップの可能性はほぼありませんし、
学内の重要な役割を一切、あてられていません。

気持ちいいくらいに窓際です。


一昨日の練習、そして本日のライブ本番と、
バンドの仲間とは珍しく、短い間隔で一緒に過ごしましたが、

彼ら、音楽仲間は、
全く仕事上のかかわりがないために、
僕がいろいろな愚痴をグチグチグチグチと話すことができる、
貴重な友人たちです。

そしてその彼らにも、

「あと6年で卒業やし、大学のためにはもう仕事はせん!」と高らかに宣言してます。


ところが窓際確定日陰者宣言をしたにもかかわらず、
授業と研究という、
僕という存在のアイデンティティーの最も重要な部分に関しては、
相変わらず、

というよりも明らかに、
一層、熱心、かつまじめに取り組むようになっています。

大学のために仕事はせん!と偉そうに宣言しているにも関わらず、です。

矛盾ですね、矛盾。
ムジュン、ムジュン、ムジュン。


でもこれは実は、矛盾ではないんです。

僕は大学のために授業や研究を頑張っているのではなく、

やっぱり僕自身の楽しみのためなんですね。


根っからのエンターテイナーであり、パフォーマーである僕にとって、
講義室はライブハウスのステージと一緒ですし、
根っからの好奇心の塊である僕にとって、
研究活動はゲーム感覚にも近いかもしれません。


つまり、僕の行動原理はむっちゃむちゃ単純で、
自己チュウが全ての基準だったのです。

さすが、周囲に気持ちが向かない、ADHD気質。


ADHD型自己チュウは、

そのすがすがしい精神的な気持ちよさのために、
断酒ライフを継続するのです。

自己チュウ断酒宣言

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。