僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ピアノとともに暮らす

飲酒歴40年、断酒歴3年と11か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、今年を振り返るシリーズ・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今年の僕の生活での一番大きな変化は、

ピアノとともに過ごす時間が生活の中心になったことだと思います。

 

もちろん、これまでの僕の生活の中でも、

ピアノを弾く時間、

つまり、練習する時間、そして本番のライブの時間が大切であったことは事実です。

 

でも、昨日も投稿しましたが、

いよいよ定年退職が実際のこととして感じられるようになって、

本当に大げさではなく、

ピアノが僕の人生の中で占める意味がとても大きくなりました。

 

夏場にそれまで放置していた自宅の練習室のピアノを修理してもらい、

仕事場でも自宅でも自由に練習ができるようになりました。

秋以降は、早朝に自宅で1時間ほど練習し、

午後に大学での仕事が1段落してから仕事場で、

1時間から2時間、練習することも増えてきました。

贅沢な暮らしをしているなぁと思います。

 

これだけ練習量が増えたので、腕も上がったはずと思いたいところですが、

ライブ本番での演奏では、それほど目立った上達はないようです。

むしろピアノとともに歌の練習にも力を入れているので、

そちらの方が見に見えた成果が上がっているような気がします。

もちろん、ピアノの腕が全く上達していないということはないと思います。

いつかそれこそ階段状の突然の進歩がある事を期待しましょう。

 

飲酒者の頃は何よりも酒を飲むことに優先権を置いていたので、

本当の自分の時間に自分を鍛えることを忘れていたといっていいでしょう。

思い出すのに時間がかかりましたが、でも、思い出すことができました。

断酒ライフ入門4年目にして、また生まれなおしたことを実感しています。

 

61歳の、世間に迷惑をかけっぱなしの、永遠のADHD青年、

まだまだ生きます。

ですので

皆さんも僕も、今日も明日も、今年も来年も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。