僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

フル・スペックの1週間、朝練、復活

飲酒歴40年、断酒歴6年と3カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。

本日もリスボンの、素直に自慢します・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

本日は金曜日、

僕の勤務する大学が、原則全科目対面授業を実施した最初の1週間が終わりました。

 

やはり、疲れました。

でも、疲れにふさわしい、充実の1週間でした。

今年の1年生諸君とは、体当たりの1年間を過ごすことになりそうです。

 

僕の1週間のスケジュールですが、

火曜日から金曜日まで、授業があります。

そして火、水、金と3日間は1時間目から営業開始です。

僕の家から大学まで30分もかからないのですが、

授業の準備等を余裕をもって行いたいので、

この3日間は、8時少し前に自宅を出ます。

 

8時前の出勤、おそらくほとんどの日勤の会社員の皆さんよりも、

楽な出勤の時間設定でしょう。

ですが僕の場合、勝手に決めた朝の都合がありますので、

少なくとも、5時前には1日の活動を始めます。

 

パートナーは基本的に僕よりも出勤時間が早いので、

朝食の片付けと洗濯は僕が担当しています。

そして僕の一日の中で、絶対にサボってはいけないのが、

ピアノの練習です。

大学から家に戻るのが、4時前後ですので、

それからピアノを弾けばいいのではと思われるでしょうが、

僕の場合、ピアノの練習は、

朝一の、僕にとって一番、感覚の研ぎ澄まされた時間帯に行いたいのです。

 

朝の基本的なルーティンの前にピアノを1時間は弾くこと、

今週1週間、この勝手に決めた朝練スケジュール、

こなせています。

 

これまでも何度か書いていますが、

飲酒者の頃の僕の飲酒動機の一つが、

確実な入眠の確保でした。

でも思い出してみれば、飲酒者の頃は、

あまり気もちの良くない目覚めを迎えたことも何度もありました。

ほとんど、気絶状態で入眠するように酒をかっ食らった翌朝は、

たとえ時間的には早く目覚めていたとしても、

脳みその細胞の合間、合間に、どろ~っとしたもやがかかっていました。

 

断酒者になって6年、毎日の睡眠時間は5時間ほどですが、

朝一の頭の冴えは、何にも代えがたい宝物です。

アドリブ・フレーズの新しいアイデアが降りてくるチャンスに浴する機会も、

増えました。

 

僕は完全に朝型です。

断酒ライフと朝型ライフは滅法、相性が良いようです。

朝一で僕自身の音楽ポテンシャルを高め、

朝から昼にかけて若者たちを刺激しまくり、

そして夕方には再び、創造の世界に遊ぶ。

 

定年までの2年足らず、そんな贅沢を思いっきり楽しみます。