飲酒歴40年、断酒歴4年と5か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。
本日もリスボンの、少し自慢・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。
今日は、というか正確には昨日(6月29日)ですが、
京都は伏見稲荷近くの、
いつものアンソニア・カフェさんでライブを行ってきましたので、
帰宅し入浴を済ませ、メイルチェック等を片付けたら、日付が変わっていました。
1日遅れの投稿です。
この頃、時々、報告していますが、
今、僕が大学で行っている対面授業は、
英語が2科目です。
今日はそのうちの1科目、少しばかり高度なリーディングの授業です。
が、履修学生の構成がとってもユニーク。
日本人学生が3名で、1名は、何とか文法の基礎的な知識があります。
残りの2名は、ほぼ中学1年生で学習が止まってしまったレベル。
そして4名のインドネシアからの留学生、
もちろん彼女たちにとって英語は、
理解するだけなら全く問題なし。
という訳で、習熟度やこれまでの学習経験からいうと、
3種類の異なるステージにいる学生たちが集まってくれた格好です。
楽しいっちゃ、楽しいです。
でもしんどいといえばしんどい。
7名に全く同じ授業を行うことはできません。
インドネシアンガールズに合わせれば、
ジャパニーズガールズたちは全くついてこれませんし、
文の骨組みを日本語で解説すると、
これはこれでインドネシアンガールズにとって、とてつもなく難解な授業になります。
そこで僕が取った方法が、
授業の前半はジャパニーズガールズだけを集めて、
丁寧に構文の分析解説。
そして後半はインドネシアンガールズにも合流してもらい、
構文が明らかになった英文の翻訳練習。
このうち後半の翻訳練習は、
留学生たちにとっては、
かなり高度な日本語の練習になります。
何とか時間差攻撃で、習熟度レベルの異なる学生たちを責めています。
僕にとって大変なのは、後半の授業です。
留学生たちに文の内容を説明する時には、
英語を用いますが、
その内容はすぐに日本語にして置かないと、
ジャパニーズガールズが置いてけぼりになります。
一つの授業で英語と日本語を駆使する、
老体と老脳にとっては、かなりのハードワークです。
しかし脳みそは使える間は酷使しないとね。
僕たちは、永年の過剰飲酒により脳の一部を破壊してしまいました。
せめて脳みその元気なパーツはしっかりとエクササイズを続けます。
明日(というか今日)は、遠隔オンデマンド授業のための動画撮影。
一人ぼっちで大講義室にこもり、
目の前に学生たちがいるようなマインドセットで、
ぼっち授業をかましてきます。
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。