飲酒歴40年、断酒歴4年と6か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル61。
本日もリスボンの、ややこしい問題提起・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。
今日の話は、人によっては不快にしか読めないかもしれません。
それから確定情報でもなく、
僕の思い込みの可能性もあります。
個人が勝手にに運営しているブログ上でのたわごとぐらいに思ってもらった方がいいかもしれません。
僕の勤務する大学にも、かなりの数の留学生が在学しています。
そしてその留学生たちの中で最も多いのが、
中国からの若者たちです。
そしてとても残念なのですが、
中国からの留学生の半数近くは、日本語力も含めて学習レベルがあまり高くない。
過去には、在学中に連絡が取れなくなった留学生もいました。
正直、教室での授業を運営する立場からすると、
彼ら、勉学に熱意の感じられない留学生は、
授業運営のマイナス要素でしかありません。
いったい彼らは、何を求めて日本に来たのでしょうか。
中国から日本への留学生が多いのには、いろいろな理由があります。
国策の一部でもあります。
また、中国国内の独自の大学進学事情もあります。
中国の中間所得層以上の子弟にとっては、
中国内の大学に進学するよりも、
多少、余分な学費は必要となりますが、
日本の大学に進学するほうがイージーな場合も少なくありません。
今、中国の若者たちがわざわざ日本に来て学ぶことがあるかというと、
僕は正直、それほどないと思っています。
日本の大学の研究レベルの下落ぶりは、皆さんの想像を超えていますよ。
アートやデザインに関しても、国際的にみると中国のレベルの方がはるかに上です。
そんな状況でも、中国の若者たちにとって、日本での留学歴は、
招来のビジネス上、有効なキャリアになるんだそうです。
そして今日見つけた資料によりますと、
日本の大学が中国のファンキーな若者を引き付けてしまうもう一つの理由があるんだそうです。
それは、日本の大学、それも私立大学が、
留学生も含めての話ですが、学生に対する面倒見が良いということなんだそうです。
就学意欲のあまり高くない学生に対して、
僕たち私学の教職員は、放置しません。
何とか教室に来て、学習を完成できるように、
手取り足取り、サポートします。
このような日本の大学をめぐる情報が広まった結果、
中国国内の大学進学を思うようには決められなかった小金持ちの子弟、
特に男児は、日本への遊学を考えます。
何かを勉強したいという強い思いもなく、日本にわたり、
まずは語学学校で最低限の日本語を学習し、
その最低限の語学力でも受け入れる日本の大学を探します。
そして入試制度にも寄りますが、
あるんです、学生の受け入れに熱心で、
何とか卒業証書を発行できるレベルまで面倒を見てくれる大学が。
学生の指導に熱心な大学。
一見、素晴らしい大学に見えます。
しかし、やる気のない学生も何とかしてあげてしまう大学、
ホンマに勉強をしたい学生にとってはどうかというと、考えてしまいます。
僕の勤務する大学にも、学習意欲の芳しくない中国からの留学生がいます。
ただし彼らは、幸いなことに少数です。
しかし、小さなほころびが拡大する心配も全くないわけではない。
そしてその原因の一つに、僕たち、教職員の仕事に対する誠意と熱意があるとすれば、
どう考えればいいのでしょう。
どんな因果なんでしょう。
僕は、あるかもしれないこの国の将来の姿の一つが、
この日本の大学の留学生事情に表れているような気がしています。
僕の誤った思い込みであればいいのですが。
もちろん、まだまだ考え続けます、断酒効果たっぷりのクリアーな脳みそで。
皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。