僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

佳境

飲酒歴40年、断酒歴5年と6カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、もうひと踏ん張り・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

スンマセン、今日はほとんど、仕事の愚痴です。

 

今、仕事が佳境を迎えています。

前期の授業の採点、

木曜日が送信の締め切り、

今日が月曜日ですから、何とかなります。

 

今、最も大口の授業の最終レポートのチェックを進めていますが、

大体、30本程度の学生の提出したレポートを確認すると、

最初の頭のシビレがやってきます。

一度、シビレが訪れると、次のレポートから全く頭に入らなくなります。

そこで、気分転換を図ることになります。

 

このシビレを3回程度、何とかやり過ごすと、ほぼ昼食の時間。

そして昼食を済ませて、同じ作業に戻りますが、

僕の場合、昼からは脳みその回転速度が極端に落ちます。

能率が落ち始めると、採点基準の厳正な保持が難しくなり始めます。

採点基準の振れ幅が大きくなりすぎると、学生諸氏の努力に誠実に答えることが難しくなります。

僕は、採点の決断に逡巡が生じ始めた時に、その日の採点業務を終えることにしています。

 

何とか明後日くらいには、目鼻を付けようと思っていますが、

多分、大丈夫でしょう。

よほどのことがない限り。

 

最後に愚痴を少し。

 

以前にも報告したと思いますが、

今年は多くの中国からの留学生を受け入れました。

そして、彼らの半分近くは、日本語能力に問題を抱えていました。

入学して半年ほど経過しましたが、

いまだにまともなレポートの書けない留学生がかなりいます。

 

彼らのレポートはすぐにわかります。

彼らはまず、本国のインターネット情報に頼ります。

そして適当なネット上の記事を、

おそらくは中国版の翻訳ソフトに通して、翻訳します。

中国製の翻訳ソフト、

まず、格助詞の使い方がおかしいし、

次に時制の表現が不適切です。

漢字も簡体字が混じります。

 

彼ら、留学生のレポートを読んでいると、

もう少し日本語を勉強せいよという怒りとともに、

中国のネット情報と日本のネット情報の違いも浮き彫りになり、

それはそれで興味深い。

でも手心を加えることはしません。

 

中国からの留学から垣間見える、日中関係の歪みについては、

また改めて、報告します。

 

とにかく、明日も朝から、採点三昧です。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。