飲酒歴40年、断酒歴6年と1カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル63。
本日もリスボンの、当然でした・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。
今日は一日中、ヒッキー君、朝のゴミ出し以外、全く外出しませんでした。
で、何をしていたかというと、
いつも通り、ピアノと歌の練習です。
まず、2時間ほど、ピアノの練習をこなしたのち、昼休憩を取り、
午後から、歌の練習も交えて、弾き語りの練習に入りました。
しかし今日は、なぜだか分かりませんが、声が今一つ、持ち上がりません。
声が持ち上がらないというのは、僕だけの言い方かもしれませんが、
音程感覚に意識を集中しても、どうしても音程が微妙にフラット気味になる状態です。
声が持ち上がらないときは、声の色もいま一つな感じがします。
そしてのどの奥の方に、ほんのちょっとした痒みがあります。
こういう日は歌っていても楽しくないので、いつもであればやめてしまいます。
しかし今日は、他に何かをする気も起らなかったので、
せめて歌詞を覚えるためだけにも、歌い続けようと考えました。
音程感や音色には目をつぶり、主に詩の意味と発音に注意しながら、何曲か練習しました。
30分ほど、声を出し続けていると、徐々に声の出方が滑らかになり、
そして音程も持ち上がるようになってきました。
そうなのです、すごく当たり前のことなのですが、
歌い始めは、のども腹筋も十分には暖まっていなかったため、
声もがさつき、音程も持ち上がらなかったのです。
30分ほど60%くらいの出力で声を出し続けたことで、
適度なウォーミングアップが完成したのでしょう。
その後は、のどの痒みもなくなり、音程も決まってきたので、
楽しく歌い続けることができました。
毎朝こなしている腹筋運動の際も、同じことを感じていました。
僕は270、280、290回と、3回に分けて上体起こし運動を行っていますが、
最初の270回の時が一番、辛いです。
日によっては、最初の50回くらいで小休止を入れることもあります。
ところが、2回目と3回目は、1回目のしんどさが嘘のように、
スムーズに上体が持ち上がります。
やはり、最初の270回がウォーミングアップの役割を果たしているんでしょうね。
声も一緒でした。
僕はピアノの練習の際は、最初の20分、じっくり基本練習を行うのですが、
歌に関しては全くの素人なので、準備運動の必要性は全く感じていませんでした。
でも今日の練習で分かりました。
声も身体を駆使して作り出します。
ですので、良い声を作り出すためには、身体の状態を整えておく必要があるのですね。
当面は我流のボイス・ウォーミングアップの方法を探ることにします。
何はともあれ、断酒ライフの継続、これが絶対の必要条件ですね。