僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

壊れ始めた昭和元禄の遺産

飲酒歴40年、断酒歴6年と10か月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、とりあえずは堕ちるところまで・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

Tokyo 2020 をめぐる各種の談合や汚職事案、

ザ・サメの脳みそモリという本丸にはなかなか近づきませんが、

もう一方の本丸、

昭和元禄高度経済成長期から日本の経済活動の仕切り役であった電通に、

捜査のメスが入り始めました。

 

聞くだけ検討使・お公家さんキッシー岸田内閣の大臣辞任ドミノ、

おそらく4人目もほぼ確定でしょう。

今のジミン党では、統一教会とも一切関係がなく、

全く選挙違反の可能性もなければ、怪しい金銭の出入りもない大臣候補者は、

一人もいないんじゃないかな。

つまりこの国の選挙制度は、一度たりとも、まともに機能したことはないんですよ。

お公家さんキッシーには、力づくで暗部を抑え込むだけの胆力はなかったんですね。

 

ここ何年間か、いろいろなことがきっかけで、

この国のどうしようもないジェンダー差別や、

性の多様性に対する信じ難い不寛容さにも関心をもってきました。

そして8月に担当させてもらった市民対象の人権問題に関する研修会で、

この国の人権意識の遅れは、

1960年代から70年代にかけての昭和元禄高度経済成長の、

社会の歪を無視した表層的な成功経験が、

大きくかかわっているという見通しを得ました。

 

あの時代、すべての男性は会社のために家庭を犠牲にして働き、

そして女性はワンオペ育児という労働によって家庭内に幽閉されました。

日本の経済は、大量生産、大量消費、そして大量無責任廃棄というサイクルによって、

短期的な爆発的成長を遂げましたが、

そのしわ寄せは、短期的には公害問題として顕現しました。

 

そして世紀をまたぎ、

かつては奇跡的な成功譚として語られたこの国の経済は、

今や、目も当てられない低空飛行を強いられています。

さらに政治に対する国民の意識レベルは、

トランプを大統領に選んでしまったアメリカを笑うことができないほど、

下落してしまいました。

 

若者たちが将来に希望を見出すことができないため、

人口減少は歯止めがかかりません。

 

今、僕たちは、昭和元禄の表層的な成功譚の真相を再検討しなければならないと思います。

ディアスポラとしての僕は、

愛国精神という奇妙な精神縛りからはかなり自由に発言できます。

いろいろな手段を講じて、若者たちに語り続けます。

 

今日はかなり堅苦しく、重苦しい話をしてしまいましたので、

最後にまた、「ぴかっ to アート展」から、楽しい出品作品をご紹介します。

信楽焼のゾウさんです。