僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

毎日帰宅するツアー3日目

飲酒歴40年、断酒歴7年と5カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、今日もご機嫌さん・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

毎日帰宅するジャム・セッション・ホスト・ツアー3日目、

無事、終了いたしました。

 

今日のセッション会場は、自宅から車で30分かからない、まさに地元、

僕のたまたまのスケジュール渋滞をツアーなぞと呼ぶことは、

絶対無理筋だというエビデンスともいうべき場所でした。

 

僕のこの店のセッションには、2年半前くらいから、お客さんとして通ってました。

僕にしては珍しく、この店のセッション・ホストのピアニスト氏と気があい、

お客さんでありながら、彼のサポート役として、様ざまな楽器を演奏して楽しんできました。

 

その彼ですが、このところ、少し売れっ子になりつつあり、

今、ホンマのツアー中ということで、

急遽、僕が代役を務めることになったような感じです。

今後も彼のメジャー進出とともに、僕がここのホストを務める機会は増えそうです。

 

3日連続で、異なる店でセッション・ホストを勤めました。

それぞれ、お店の性格も異なり、当然ながらお客さんの音楽的な傾向も異なります。

僕自身はジャズに音楽活動の基盤を置いていますが、

クラシックをはじめとする、多くの素晴らしい音楽に対して、

できる限りオープンな感覚をキープすることを心掛けてきました。

 

おかげさまで、セッション・ホストとして僕なりのやり方を見つけつつあります。

今回のように、3日間連続ということはあまりないでしょうが、

いろいろな経歴や技能をもっている人びとと、

それぞれの人の良さを引き出すセッション・ホストという仕事、

どうやら僕に向いていそうです。

 

そして今日は、もう一つ、音楽絡みでうれしいことがありました。

 

この頃、一人の女子学生と、付き合っているというわけではもちろんありませんが、

折に触れて一緒に過ごす機会があります。

高校時代に吹奏楽部でトロンボーンを吹いていたという彼女、

一緒に演奏してみないかと誘ってみたところ、

積極的に応じてくれました。

とりあえず、9月に予定されている大学祭での共演を目指し、

今日、初めての練習を行いました。

今日は僕が用意した楽譜に基づいて、とりあえずは1曲、仕上げてみました。

ジャズの経験は全くない彼女ですが、

さすがに吹奏楽で鍛えた基本的な技能は、かなり信頼できるもので、

音色も美しく、また音程感も抜群でした。

1時間半ほど、じっくりと練習デートを楽しみましたが、

かなりイケそうな感じです。

 

音楽活動を通してまた一つ、心をときめかせることのできる関係をもてそうです。

不良老人のイケない勘違い青春ごっこ、生暖かい目で見逃してやってください。