僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

保険証問題

飲酒歴40年、断酒歴7年と6カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル64。

本日もリスボンの、多分そんなに間違ってはいない・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

言うても仕方がないのですが、

何すか、この連日の暑さは。

僕の暮らす大津市でも、38度なぞという、

20世紀には想像すらできなかった高温‣高湿気の灼熱地獄。

巨大な熱コンデンサーが近くにあるんですけどね。

車に装備されている車外温度計がたまに39度を示しました。

 

そんな中、最近の腹立たしい問題といえば、

マイナンバーカードをめぐる、実にいい加減な行政の取り組みですよね。

2万円という怪しいお小遣いをつけてまで普及を急いだ結果、

少なからぬ国民の財産や生命にまで悪影響を及ぼしかねない、

いい加減なマネージメント体制が見切り発車をしてしまいました。

 

そしてさらに政府は、

来年度で紙媒体の保険証を無効にする方針も打ち出しています。

命を守るために命の次に大事なお金を拠出し続けてきたわけですが、

マイナンバーカードの発行を受けなければ、

その拠出の根拠を無効化するという、ほとんど暴挙といってもよい、施策です。

 

何でこんな横暴な施策がまかり通っているのか、考えてみました。

 

当たり前の結論ですが、

立法府の頂点にいる連中が、揃いも揃ってバカだから、というのが一つです。

 

でもかつてこの国では、行政府の中枢にいる人たちには優秀な人材が多かったため、

立法府のトップがバカでも、行政府の実働部隊がうまく制御していたはずです。

 

ところが立法府のバカどもが、世襲という不幸極まりない代替わりを経た結果、

行政府の優秀な人びとを人事権という最も卑怯な道具立てを駆使して脅すようになりました。

バカのくせに。

 

やはり2代目、3代目は、現場のリアリティーを知らないのです。

もちろん、知ろうとすらもしません。

 

やっぱりこの国の衰退の原因は、

政治家の世襲の横行にあるようですね。

マジで、現代の最悪のマンガ国家、北朝鮮並みになってきています、

この日本ちゅうたら国は。