僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

気にし過ぎであればいいんですが・・・

飲酒歴40年、断酒歴8年と4カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、覆水盆に返らず・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日は完全にヒッキー君な一日、

家事、ピアノと歌の練習、筋トレとショート・ジョギング、

ネット・サーフィンと読書で一日が終わりそうです。

 

昨年の今頃は、何とか大学での雇用の継続を願っていましたが、

でも現在の専任の職場に縛られないという生活、

これも悪くはないようですね。

 

定年退職に当たって、お疲れさまでしたという言葉とともに、

おめでとうございますというお言葉も頂戴いたしました。

その時は、無職になるのに何がおめでたいんじゃとひねくれてましたが、

でも僕も人並みに一定の期間、勤めたということですから、

一応の区切りということで、おめでとうと言われるのも、

何となく理解できるようにはなりました。

 

ところで今日は、昼食を済ませたのちに、

お庭読書としゃれこみました。

拙宅は山のふもとにあり、

僕たちの暮らしている集落から先は行き止まりのため、

通過する車もほとんどなく、

お庭読書という贅沢を楽しむことができます。

 

 

お庭読書を始めて、多分、30分くらいたったころですが、

昼食後でもあり、また読んでいたのが洋書ということもあってか、

かなり深く居眠ってしまいました。

 

居眠りから帰還した時の感覚なのですが、

頭のなかがかなりスカスカになってしまったような印象でした。

目は醒めたのですが、どこかぼーっとして、

ホンマに頭蓋骨の中に空き部屋を放置しているような感じでした。

 

頭の中に真空地帯があることを認識した時に、ちょっとした恐怖がやって来ました。

もしかするとこのボケ感は、認知症につながるような前兆ではないかと思ってしまったのです。

 

認知症にならないように、様ざまなことを心掛けているつもりです。

適度な運動も心掛けていますし、

いろいろな意味で恋心を失わないようにしています。

 

しかし僕は、僕の前半生で、過剰にアルコールを摂取しています。

アルコールの過剰摂取が大脳の萎縮を招来する可能性があることは、

よく知られている事実です。

僕の恐怖感の根本は、ここにあります。

 

もしかすると僕の大脳には、アルコールによって密度を失った部分があるのではないか、

そしてそのために、たまに脳みそのヨガの眠り状態が訪れるのではないか。

杞憂であってほしいと願います。

理性、知性、感性、そして運動感覚に適度な刺激を与え続けるべきでしょうね。

断酒ライフで頑張ります、ハイ。