僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

また一人、酒で命を落としたらしい・・

飲酒歴40年、断酒歴2年と10か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、危険薬物についてのノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


本日未明、
コラムニスト、勝谷誠彦が死亡したそうです。


僕はこの人物について詳しくは知りません。

結構テレビで怒っていたコメンテーターであったということ、

讃岐うどんの魅力を広めた張本人の一人であることくらいかな。

57歳だったということですので、
僕より若かったようです。


そして直接の死因は明らかにされていませんが、

割と最近に、
アルコール性劇症肝炎で入院していたということを聞きました。

また、どうやらこの人物をよく知っていたらしい宮崎哲也が、
自死に近い病死であったというコメントを出しているそうです。

ということはおそらく勝谷は、
直接の死因の病名は何であれ、
アルコール由来の疾病で命を落としたと考えられます。

劇症肝炎肝炎を患い、退院したのちにあまり時をおかずに亡くなったということは、
そのような重篤な状態を味わったにもかかわらず、
恐らく退院後も酒を楽しんでいたんでしょうね。


どうやらこの人物も、
アルコール依存症に陥っていたと思われます。

劇症肝炎って、むっちゃクチャ痛くて、むっちゃクチャ辛いそうです。

そんな経験をしたにもかかわらず、
退院後、ほどなく命を落とした。

そして彼をよく知っている人物がその死にざまを、
ほとんど自殺であると述べているということ、

これは想像ですが、
勝谷はつらい目にあっても酒をやめることができなかったんでしょう。


つまりは、依存症ゆえに酒を飲んでいた疑いが濃い。


勝谷の死は、何となく寂しいくらいの感想ですが、

しかし僕自身に置き換えてみると、

僕の肝硬変の診断が遅れていたら、
僕は、悲惨な状態の中で飲酒を続け、

急激な病状の悪化とともに、周囲に大迷惑をかけながら死んでいたかもしれません。

つまり、僕自身も勝谷と同じ道をたどった可能性は大いにあったわけです。

やっぱり今回も僕の幸運に感謝するのみです。


感謝しつついつものように

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。