僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

今日も・・・

飲酒歴40年、断酒歴3年と3か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、これはこれで振り返り・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。


昨日は報告しましたように、
一昨日のロング散歩が原因と思われる筋肉痛?のため、
不活性な一日を送りましたが、


困ったことにこの筋肉痛?
昨晩から改善の兆しが見られません。


今朝も、
寝室から階下のリビングまでの階段での移動、


両足で立つこともままならず、
お尻を階段の一段一段に下ろして、
座って降りるという体たらく。


病状?は一進一退を繰り返しているようで、
歩ける時間もありますが、

立ち上がろうとすると
左足のかかとに痛みが走る時もあります。


昨日以上に不活性な一日を送ることになりました。


さてそんな中、
昨年の秋にアルコール性肝不全で急逝したジャーナリスト、
勝谷誠彦氏に関するウェブ上の記事を読み返してみました。


恐らくアルコール依存症でもあった勝谷氏の死にざまに関する記事、

大分、時間がたったこともあり、

関係者の皆さんからの、
さらなる客観的な叙述も増えていたようです。


そんな中、入院中の病床にある勝谷氏の写真も公開されていますが、

やはり痛々しさは否定できません。

肝臓はすべての臓器のコントロールタワーですから、
そこに壊滅的に近いダメージを受けた勝谷氏の体には、

あちらこちらに生命を維持するための様ざまな管が接続されています。


僕たちがそんな病床にある氏の写真から学ぶべきは、

そのような悲惨な状況にあっても亡くなる寸前の氏は、

病院のスタッフの目を盗んで飲酒していたという驚くべき事実でしょう。


あの辛口の批評で知られた頭脳明晰な勝谷氏でさえも、
病床での飲酒という愚かしい行為に誘ってしまうというアルコール依存症という精神病、

僕たちはこの病気と死ぬまで一緒にいるのです。

たとえ断酒ライフが安定していたとしても、

ちょっとしたぐらつきで、
僕たちは勝谷氏と同等の、
場合によってはさらに悲惨で惨めな状況に陥ることができます。

決して気持ちの良い振り返りではありませんが、

しかし僕たちの使命は生き続ける事であり、
そのために断酒ライフを何としても継続することです。


時に病の魔のささやきに抗いきれなかった先人の姿をしっかりと見つめることも必要かもしれません。

決して楽しい振り返りではありませんが。


さぁ、いつもの気合です。

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。