僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

清原再び

飲酒歴40年、断酒歴3年と1か月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、同志よ、がんばろう・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。



僕が肝硬変の宣告を受け、
その後、アルコール依存症の宣告を受けたのが、ちょうど3年前。

1月19日に消化器内科に入院し、
2月下旬に退院したのち、
精神科の診断を受けました。

そしてちょうど同じころ、

清原が覚醒剤使用で逮捕されました。


この意味で僕は清原に対して、
ほぼ、同じ時期に薬物依存の診断を受けたということで、
勝手に同志と思ってきました。

別に特に野球に興味があったわけでも、
もちろん、清原のファンであったわけでもありません。



昨日、清原が現状について思うことを公表する機会があったようで、

今朝のワイドショーで各局が取り上げていました。


向こうは覚醒剤ですので、

断酒よりもはるかに困難な闘病生活を続けていることだと思いますが、

清原が昨日の話の中で、

薬物依存症はとにかく、専門的な医療処置を受けるべきであることを強調していました。

ホンマにその通りだと思いました。


僕たちのように、
心理的かつ生理的に依存が形成されてしまうと、

単なる根性論的な精神論では、
解決しません。

専門家によるアドヴァイスと、
仲間同士の連帯が絶対に必要になります。

そして僕たちは、
この両者があって初めて、
健全な生活のための基礎条件が整うのです。


依存症は根性や精神力では克服できません。

専門家の判断ならびに指導と、
仲間同志のつながりこそが、

唯一の蜘蛛の糸なのです。

昨日の清原の言葉は、
このことを忠実に証していました。


清原、
僕たちも断酒ライフを続けるから、
君もつらいだろうけれど、
二度と覚醒剤の誘惑に負けないでくれ。

同志、清原よ。
しっかりと楽しく生きようぜ。


皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで
LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。