僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

橋の上の500匹のライオンちゃん

飲酒歴40年、断酒歴3年と7ヶ月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、旅日記・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

北京滞在も最終日、明日(30日)は帰国の途につきます。

少し疲れもたまってきたようで、今日は、

盧溝橋と北京南駅の2カ所に絞って訪れてまいりました。

 

盧溝橋は、

太平洋戦争のきっかけの一つとなった血なまぐさい事件の現場でもありますが、

中国を訪れたマルコ・ポーロが世界で最も美しい、

石造りの橋であると称賛したことでも知られています。

 

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橋の欄干には、全部で500匹の獅子の像が刻まれていますが、

1匹、1匹、ポーズも表情も異なります。

実際にはライオンというよりも、

少し大きめの小型犬という印象で、

可愛らしい印象でした。

 

ただ、盧溝橋、

アクセスは少しばかりややこしかった。

地下鉄の駅からバスに乗っていくという情報だったのですが、

地下鉄を降りてから、バス停に行き着くことができません。

仕方がないので、行きはタクシーを捕まえて、

筆談で目的地にたどり着くことができましたが、

帰り、ようやくバス停を見つけてバスに乗車したものの、

行き先の違うバスに乗ってしまい、

乗務員の指示を受け、乗り直すことになってしまいました。

 

現場に行けばなんらかの情報の提示があるはずだと思っている僕たちの方が、

もしかすると間違っているのかもしれません。

至れり尽くせりの状態が人を甘やかすのと同じく、

旅先でも少しばかり、厳しい体験をすべきなのかもしれません。

 

日本と中国、

6日間の滞在を通して、また色々と考えました。

同じ東アジアの仲間としてどのように付き合っていくべきか、

また、日本はその中で独自性を主張することが許されるのか、

それともそれは思い上がりに過ぎないのか。

僕には、多少の問題はあろうとも北京の人びとの元気さ印象に残りました。

 

すでに日本は東アジアの優等生ではありません。

もうすぐ、中国に助けてもらわなければならない時がきます。

僕のアジアを巡る旅は、まだまだ終われないと思います。

 

ですのでいつもの気合いが必要です。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。