僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

授業の新たな課題

飲酒歴40年、断酒歴4年と2か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、仕事の話・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

新型コロナウイルス問題、まだまだ苦難の時期が続きそうですね。

冷静に恐れながら、腰を据えて構えましょう。

オリンピックはとりあえずは延期となったようです。

僕の予想、

来年の夏も無理です。

前にも書きましたけど。

止めたらいいんです、オリンピックそのものを。

平和の祭典でも何でもない、一部の企業群のためのビジネスバカ騒ぎ、

亜熱帯の国の炎天下の元で展開される過酷な残酷ショーを世界中で鑑賞する、

狂気のお祭り。

いい機会ですよ、すでに人類の愚かさを象徴する祭典について見直すための。

やめましょ、やめましょ。

 

さて、4月からの授業ですが、面倒なことになりそうです。

3密を避けるために、

ひとつの授業の受講人数の上限を、

教室のキャパシティーの半分以下に抑えることになりました。

その結果、最も多くの受講生が予想される僕の授業は、

全く同じ内容を、異なる学生を対象に、3回に分けて行うことになります。

 

同じことを繰り返す、

はっきり言います、アドリブ命のジャズ教師にとっては、

至難の業です。

台本(授業原稿)を用意して、基本的にはそれを忠実に読む、

これを徹底すれば、回数が増えても同じ内容を保証できます。

しかしそれならば、僕と受講生諸君がわざわざ教室で対峙する意味がなくなります。

授業内容に関心をもってもらい、より深い理解を促す、

そのために僕は、例えば、学生に直に問いかけることもありますし、

ちょっとしたパフォーマンスも披露します。

これら、アドリブで展開することの多い授業小技も、

重要な授業内容の一部を構成しています。

 

それを1日に、3回!

多分、へとへとになることでしょう。

 

しかし今、僕たちが直面している困難をやり過ごすためには、

活かすことのできるマンパワーはできる限り活用すべきでしょう。

正直、これまでに経験したことのない疲労を味わうことになります。

頑張るしかありませんわな、ハイ。

 

体力と精神力の維持のためにも、いつものように。

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。