僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

新しい日常を探る

飲酒歴40年、断酒歴4年と6か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、僕たちの時代の生き方を探そう・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

タイトルは大げさですが、

Sars-Cov-19 の新たな感染拡大の中で一日のスケッチです。

 

6時20分、起床。

僕にしては、久々の遅起きでした。

やっぱり、毎日いろいろやってるんで、疲れてましたね。

昨夜はライブ演奏もやってきましたし。

という訳で、久々にピアノの朝練、さぼり。

 

午後からの対面授業、「英語入門」。

学生たちに簡単な英語で会話を交わしてもらうというこの授業、

三密を避けるためにはどうしたらよかんべと、試行錯誤を繰り返しています。

 

最初の頃は、青空授業も考えましたが、

すぐに梅雨のシーズンに入り、できませんでした。

そして次は、体育館という巨大な空間の中での授業。

これはしばらくはいい感じで楽しめましたが、やがてエアコンのない室内、

学生たちはもちろん、冷房の苦手な僕でももたなくなりました。

 

で今、実施しているのが、

比較的大きな階段教室で、

会話練習の時に、いくつかのゲームのようなルールを設けて、

若者の団子ができないように工夫しています。

こちらも試行錯誤の繰り返しで、どんなルールを設ければ、

ゲームバランスを保ちつつ、楽しく、しかも三密を避けることができるか、

ちょっとした頭の体操です。

 

授業を終えて、少しだけ学内をうろついていると、

10人ほどの学生たちが僕に手を振っています。

かつては1年生だった、3年生たち、

何となく互いに懐かしさを感じてしまいました。

同じ学内にいるのですが、

何しろ、学内で行われる授業の数は減っていますので、

必然的に学生たちと出会うチャンスも減っています。

戸外での立ち話でしたが、

ひさびさ感の中で、盛り上がりました。

 

やっぱり僕たち人間は、

そして学校という空間にいる僕たちは、

人と出会い、会話を交わし、

時には意見をぶつけ合い、時にともに大笑いを楽しみ、

そして微笑みあうことで生きています。

 

謎多き新しい地球上の共同生活者、Sars-Cov-19 、

この不思議な連中とどのように共存していくべきか、

まだまだ手探りの日々が続きますが、

どうせ探らなければならないのであれば、

おもしろがりながら探求しましょう。

僕たちは僕たちの生活や生活環境を、

今、新たに探査しなければならないのです。

人もウィルスも憎まず、

この千載一遇のチャンスを楽しみましょう。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。