僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

マスク越しでも・・・

飲酒歴40年、断酒歴4年と6か月、不良初期高齢者、リスボン、61歳。

本日もリスボンの、やっぱヒトとヒトの間で人間ですよ・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日で2020年の7月も終わり、

え~~~~~っっッ❣ マジかよ?

って感じです、正直なところ。

 

2月くらいから Sars-Cov-19 感染拡大の問題に振り回され続けてきました、

世界中が。

 

今となっては、僕が2月の下旬に東京に出張に行ってきたなんて、

すごすぎることだったかもしれません。

 

全国の大学でも、ほとんどの授業を遠隔で行うようになりました。

僕の勤務する大学は美大ということもあり、

科目によっては早くから対面でのリアル教室授業を再開させてますが、

どうやら多くの科目で今年度いっぱいは、

リモート授業を展開することになりそうです。

 

今日は金曜日、

1年生全員を対象とした大学入門演習科目の実施日であり、

こちらはリアル教室で展開しています。

もちろん、いわゆる三密を避ける様ざまな手立てを工夫して行っています。

 

鼻腔の内部が少しだけ歪んでいるためマスクが苦手な僕も、

教室でマスクを着用することが当たり前になりました。

今日の授業は、

実際の教室での運営は外部のビジネス学校の先生方にお願いしていますが、

僕は、全体のマネージメントを行うという役回りで、

好き勝手に教室を飛び回り、

場合によっては学生たちのディスカッションに部分的に参加します。

 

やっぱりマスク越しでも、学生諸君と直接、顔を合わせて、

あーだ、こーだとやり合うのは、何にも増して楽しい時間です。

互いにマスクを着用していますので、

表情からもたらされる情報は半減しているはずなのですが、

たとえ口の周りが隠されていても、

リアルタイムで、電磁的な演算解釈を介することなく、

五感を駆使して互いの人間性をぶつけ合うこと、

貴重な体験です。

 

3月くらいの段階では、何とかプラマイゼロの状態の実現を望んでいましたが、

今では、どんな場面もマイナススタートであるという現実を受け入れることができるようになりました。

マイナスから少しずつプラスを積み上げていくこと、

決して絶望せず、前向きに、

そして全く新しい観点や価値が見つかるかもしれないと思いながら、

進んでいきましょう。

1年くらいではかたはつかないと思います。

 

そんな中でも

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。