僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

パンデミック突入から早や1年4カ月

飲酒歴40年、断酒歴5年と4カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、人間、慣れるもんです・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

新型 SARS ウィルス感染拡大が起きてから、1年半近くが経ちました。

昨年の当ブログや FB への書き込みを読み返してみますと、

ここまで問題が長引くという予想は全く持っていませんでした。

 

昨年の2月くらいは、卒業パーティーが中止になるらしいとの学内での噂に、

えらく憤慨していましたし、

3月あたりは、通常の教室での授業が困難になるという状況をどうしても受け入れきれずにいました。

 

しかし時間が経ち、

そして世界中にも自慢したいくらいにありとあらゆる対策を外してきたこの国では、

第五波、そして第六波もきっとあるだろうなと思い、

僕も僕自身の卒業まで、

教室で大勢の若者を前にして講義を行うというパフォーマンスは、

もう無理だろうなぁとあきらめの境地に至っています。

 

今、急に、2年前までと同じように、教室で授業をやっていいよとなっても、

適度にリモートと対面授業がハイブリッドで混ざっている今の状態からすぐに戻れるかどうか、

自信はありません。

 

僕にとって一番大きな変化は、

ピアノと歌の練習にあてることのできる時間が圧倒的に増えたことです。

毎日、確実に1時間以上、

そして日によっては、4時間も5時間もピアノの前に座っていることができる、

ある意味、理想的な生活かもしれません。

 

パンデミック突入以降は、

若者たちと接触できる時間が減ってしまったことが残念で仕方がなかったのですが、

今では、大学に拘束される時間が少なくなったことの方が、

はるかに快適に感じられるようになってきました。

人間、慣れるもんですね、ホンマに。

 

昨日も書きましたが、

オリンピックという名の恐怖のジェノサイド’(大量虐殺)イベントが開催されそうです。

パンデミックの収束がまた遠ざかります。

僕たちは、絶対に死んではなりません。

しっかり、賢く逃げ回ることで、生き延びましょう。

そして復帰したものの根性としたたかさを見せつけてやりましょう。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。