僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

ひさびさの救急外来

飲酒歴40年、断酒歴7年と10カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、これも僕たちの日常・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

夕食をいただく少し前のことですが、

クソ親父がお世話になっている施設から電話があり、

訪問看護師さんの指示に従い、親父を救急搬送することになったそうです。

ただしこの段階では、まだ搬送先は決まっていませんでした。

 

1週間ほど前から親父の体調がすぐれないという報告はいただいていましたので、

もしや、という感覚ももちました。

具体的には、少しばかりきつい下血があったということです。

 

もしかすると今晩は面倒なことになるかもしれないと思い、

体力の維持も考えて、夕食はしっかりといただきました。

夕食後のお茶を入れている最中に施設から連絡があり、搬送先が決まったとのことで、

僕もある程度の長丁場を覚悟して、病院に向かいました。

 

 

休日の夜間緊急外来、けっこう、人がいましたね。

 

待合で文庫本を読みながら待っていると、

現状の説明のために、ドクターや看護師さんが何回かやって来ました。

やや尾籠な話になりますが、

直腸に便が詰まっているため、直腸潰瘍の疑いがあり、

明朝、浣腸処置をしてから内視鏡で検査をするとのことで、

今晩はとりあえず入院ということになりました。

 

入院手続きのための書類を作成した後、本人を確認しましたが、

救急ベッドの上で、寒さに対して不満を抜かしています。

憎まれ口がきけるくらいの状態ということで、

僕が予想していた深刻な情況とは程遠い感じでした。

 

病院に向かう車の中では、

最悪(最良?)の事態も想定していただけに、

肩透かしを喰らったようなものです。

 

僕が直接、親父の面倒を見ることはないのですが、

唯一のアドヴォケートとして、ドクターをはじめとする関係者のと打ち合わせや、

書類の作成等が必要になるので、

また、何回か、病院に通うことになります。

 

現代社会において歳をとるということは、

病院との付き合う機会が増えるということなんですよね、きっと。