僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

CCTV と Galaxy SOHO

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Head Office Building of CCTV


飲酒歴40年、断酒歴3年と7ヶ月、不良初期高齢者、リスボン、60歳。

本日もリスボンの、旅日記・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

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Galaxy SOHO

1枚目の写真は、中国中央電視台中国中央テレビ)の本社ビル、

2枚目の写真は、銀河SOHO という、複合ビルで、

どちらも北京の新都心ともいうべき、国貿地域にある、

現代中国を代表する、ぶっ飛び建築物です。

今日はこの2箇所を見てまいりました。

 

もっともCCTV の方は、関係者以外立ち入ることができませんので、

敷地の外からの写真撮影のみです。

 

どちらもご覧の通り、世界中の現代建築の中でも、

そのぶっ飛び度はトップクラスにある、トンデモ建築です。

 

CCTV の形がまずはあり得ない発想であることは、いうまでもないでしょう。

Galaxy SOHO は、かつて国立競技場のぶっ飛び建築案で知られるようになった、

アンビルドの女王こと、ザハ・ハディド建築事務所の作品です。

可能な限り曲線を用いた、

効率第一主義、経済第一主義では考えられない、

これも贅沢極まりない建築です。

こんなぶっ飛びデザインがあっちゃこっちゃにある北京の最先端力の強さ、

認めないわけにはいかないと思います。

 

 

ただ面白いことに、

このぶっ飛びアバンギャルド・デザインのすぐ近くに、

昔ながらの庶民の北京が寄り添っていることも事実です。

CCTV の近くには、おそらく文化大革命の直後にくらいに建てられたと思われる、

すでに古びてしまったモダン集合住宅がありましたし、

Galaxy SOHO は、清の時代から残っている、昔からの長屋集落に隣接しています。

 

とてつもなくリッチでおしゃれな最先端ペキン・ピープルの隣には、

貧乏だけれど力強く貧困生活を楽しむ、

力強い下層民が住んでいるのも確認できました。

 

ウルトラ・ポスト・モダンな中国も侮れませんが、

大衆の力が生き続ける中国のしつこい伝統の強さも侮れません。

 

まだまだ僕の旅は続きます。

 

明日もこのエネルギーの塊の街の実際を覗き倒してきます。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。