僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

また親父に振り回される?

飲酒歴40年、断酒歴5年と8カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル62。

本日もリスボンの、親不孝・ノープランブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

9月も下旬、深まりゆく秋の気配に一句、なんて季節のはずでしょうが、

台風一過の暑さの戻りなのか、どことなく落ち着きません。

さすがにウォーキングの BGM の中に秋の虫のささやきが混ざるようにはなりました。

 

今日もまた、親父に振り回されました。

 

あのくそジジィ、今、全部で4軒のお医者さんにお世話になっています。

高齢者(88歳)だから仕方がないか。

 

今日はもともとは、そのうちの一軒の大病院の脳外科の診察の一環として、

MRI 検査を受けに行くことになっており、

僕はタクシー君をすることになっていました。

 

ところが朝、急にくそ親父から電話があり、

少し予定を早めて別のお医者さんに連れてってくれというリクエスト。

どうやら、処方してもらっている睡眠導入剤が不足してきたため、

その先生の処方箋が必要になったらしいです。

睡眠導入剤が不足したため、一睡もしておらず、幻覚にも襲われたといいました。

でも確か、その先生は今日は、休診のはずですが、

一応、行ってみました。

 

案の定、休診で、予定通り、MRI の検査のために、元々行く予定だった大病院に向かいます。

ところがくそ親父、その大病院の受付でむちゃを言い始めました。

睡眠導入剤を処方してほしいと訴えたのです。

睡眠導入剤は、一定の期間あたりの処方の上限が定められており、

親父の要求は全くの無理筋です。

受付の職員さん、一応、親父の要求をお医者さんに伝えてくれたようですが、

もちろん、無理筋の要求は拒否されました。

 

MRI の検査を終え、親父のアパートに戻る道すがら、

薬局で睡眠薬を購入してきてくれということなので、

ドラッグストアでそれらしきものを買ってきました。

睡眠導入剤は、処方箋なし購入することはできません。

市販されているのは、あくまで睡眠導入に効果が期待できるかもしれない、補助食品の類です。

 

親父をアパートまで送り届け、家に戻り、ピアノの練習をしていた3時過ぎに、

突然、警察から電話がかかってきました。

なぜか道端で倒れていた親父を、通りすがりの工事職人さんが救助してくれたとのこと、

またも親父のアパートに向かいました。

どうやら、また自殺を図ろうとしたようです。

 

駆けつけてくれていた救急隊と警察官に事情を話しました。

親父は別に外傷もなく、また本人は体調の不調を訴えますが、

救急搬送するほどの病的症状を伺えず、

救急隊にも警察官にもお引き取りいただくことになりました。

 

しんどい、辛い、何とかしてくれと泣き言を並べる親父に、

寝とけと冷たく言い放ち、

しばらく様子を見たのち、帰ってきました。

 

おそらく、一般的な見方からすれば、

僕の父親への対応は、冷酷すぎるでしょう。

大体において、私的なブログとはいえ、父親をくそジジィ呼ばわりするくらいですから。

でも僕は、僕の中にある親父に対する嫌悪感を隠すことができません。

今の親父にとって、身内は僕しかいません。

でも、僕はあのオッサンにこれっぽっちも同情の気もちがわかない。

多分、僕がおかしいんでしょうね。

誰か、僕をカウンセリングしてください。

 

睡眠導入剤依存状態に陥っている親父を見ていると、

ホンマに薬物のもっている恐ろしさを改めて思い知らされます。

 

スンマセン、全然、楽しくもなんともない内容で。

 

皆さんも僕も、今日も明日も、厚かましくも謙虚にかつご機嫌さんで、

LWoA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続していきましょう。