僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

青春の先斗町

飲酒歴40年、断酒歴8年と3カ月、不良初期高齢者、リスボン、レベル65。

本日もリスボンの、過去は過去・ノープラン・ブログ、ご訪問ありがとうございます。

 

今日は第2金曜日、

僕の第2金曜日は、京都の伏見稲荷近くのライブハウス、

アンソニア・カフェさんでの、セッション・ホストの日です。

アンソニア・カフェさんに行くときは、店から200mほど離れたコインパーキングに車を駐めます。

この駐車場、24時間、400円という、京都の街中とは思えない、リーズナブルさ。

伏見が京都の街中かという問題はさておき、

時間を気にせずに車を置いておけるのは、とてもありがたい。

 

退任後、2回目のアンソニア・カフェさんへの出勤日?

今日は少しばかりこれまでとは違うタイムスケジュールで動いてみました。

 

昼過ぎにこのパーキングに車を駐め、

その後、京阪電車を利用し、京都のマン真ん中に出かけて、

夕方まで過ごすというものです。

 

河原町界隈では、丸善京都店に行ったり、

大き目のゲーセンを覗いてみたり、ギャラリーをいくつか訪ねてみたり、

ちょっとした休日気分を楽しみました。

 

今や日本中、どこでもそうでしょうけど、

ホンマに海外からのお客さんに占拠されてますよ、京都は。

 

5時を回ったあたりから、先斗町界隈を散策しました。

河原町から木屋町、そして先斗町といった地域は、

20代から30代にかけての僕たちが、飲んだくれてうろうろしたあたりです。

 

 

あの時の僕と、今の僕は、もちろん、同一人物ですが、

行動様式や、その根本力学が全く異なるので、

景色も全く異なるものにさえ見えます。

しかも僕は、木屋町のとある店で、

10年間、毎日、酔客を相手にピアノを弾いていました。

若い頃の僕は、この風景の一部だったのです。

でも今は、この界隈とのつながりは、かなり薄まりました。

 

もちろん、京都の盛り場の風景も相当変わりました。

でもそれ以上に僕が変わりました。

歳を重ねたことによる連続的な変化と、

断酒ライフに入門したことによるカタストロフな変化の複合体、

それが今の僕です。

 

100歳が見えてきたら、また新しい風景に出会うのかもしれません。

長生きはするべきものです。

ただし、元気に長生きしなければなりません。

やっぱ、断酒ライフしか勝たん。