僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

退院して2カ月

本日、4月25日、退院してからちょうど、2カ月がたちました。

入院していたのが38日間、退院してからが70日間。
発症、診断を受けてからの日数のうち、病院にいた時間の占める割合、まだまだ低くはないんですね。

入院前と退院後、当然、生活上の変化は様ざまにあります。

一つ目、仕事を休んでいること。
「病気になったのだから、しっかり休んで体を治しなさい」

その基本的な考え方は分かります。

仕事に行っていないにもかかわらず、しっかり給料が払われることに対する、落ち着きの無さ。
ま、そんだけ、普段から天引きされているからいいのか。

二つ目、体力が落ちてます。
病人になったのだから当然ですね。
そしてこの頃の体験から、足腰が特に弱っていることがはっきりしました。
以前であればできたことが、できなくなっています。
もちろん、加齢によりいつかは経験することだったんでしょう。

三つ目、発症ならびに入院にあたって迷惑をかけたことにより、家族に負い目を感じながら生活するようになりました。
もともとぼくは、一家の大黒柱というキャラではありませんでしたが、今では一層、弱々しい存在になっています。
でも、まだ家の中に居場所はあるからいいのかな。

もし一人暮らしで病気を迎えていたらどうなっていただろうと考えると、家族の存在は重たいものですね。

まだまだいくつもあるでしょう。

いずれにしても、人生の転機を迎えてしまったことには間違いがないようです。
受け入れて、意味や楽しみを見つけていくことですよね。