僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

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わが家の「犬」。

「犬」とは、あまりにも突き放した即物的なタイトルですが、
でも、僕たち家族にとっては、この突き放したような呼び名でたまに呼びかけることが、逆に愛情表現のような気がしています。

僕の感覚からは、彼女は突然、我が家にやってきました。

彼女が我が家のメンバーになったのは、5年前の春です。

その年の2月、僕は4泊5日でソウルに出張に行きました。
始めての一人海外でした。
(僕にとってこのソウル行きは、個人的には仕事以上の意味をもっていましたが、それについてはまた別の機会に)

帰ってくると、家族たちが犬を飼うことを話していました。

そして3月のとある日曜日、僕たち家族は、唐突にペットショップを訪れ、彼女との養子縁組を決めてしまったのです。

ホンマに唐突でした。

唐突に新しいメンバーを迎えた僕たち家族の生活は、でも、ゆっくりと変わっていきました。

彼女が小さいころは、トイレ・トレーニングを始め、彼女の野生によって家じゅうがかき回されていたのも事実ですが、
今では、僕たちの意識の中にも、僕たちの家の中の視覚的要素としても、そしてご近所の犬好きサンたちの皆さんにとっても、彼女の存在は、とても当たり前のものになっています。

IFの話はできませんが、でもあえてします。
彼女がいなければ、僕たち仮面夫婦は、ホンマに仮面夫婦として行動することになっていたでしょう。

犬を犬っ可愛がりすることは、犬好き、ペット好き以外の人からは、バカみたいな行動に見えるかもしれません。
でも、「犬」は犬以上の重さをもっています。

彼女がやって来てからの僕の役割は、朝のウォーキング・パートナーです。
僕にとって彼女との行動は、体調を確認するためのバロメーターにもなっています。

今日も、皆さん、動物と暮らしている皆さんには、ご機嫌さんで、LWOA WYP Life Without Alcohol with your pet
そうでない皆さん、ご機嫌さんで、LWOA Life Without Alcohol
そして僕も、LWOA Life Without Alcohol
断酒ライフを。