僕のワンノートサンバ

断酒ライフを送る元大学教師にしてジャズ・ピアニスト、ヴォーカリスト

7ヶ月

何やかやとリオ五輪も終盤、
僕の予想と異なり、今のところ、とんでもない混乱もなく進んでいるようです。
アル症と肝硬変、とんでもない悪友たちと共存しながら、こちらも断酒ライフ、無事継続中です。
リスボン、57歳。

今日もリスボンのわがまま・ノープラン・独断独善ブログ、ご訪問、ありがとうございます。

僕の断酒ライフも、もうすぐ7ヶ月。

最初の頃は、いつまで続けられるやろうか、と不安でした。

かつては、(といってもつい、こないだまでですが)
自分の生活圏、というか自分の身体が届く範囲に酒があることに、
何よりも重要な優先性を置いていた男であった僕が、
酒のない空間で全く平気でいることができます。

スーパーに行っても、酒売り場を通って、かつて愛飲していた酒の値段が下がっているのを見て、
「へ~っ、安なってんねや」という
第3者的な感想しか浮かばなくなっています。

飲酒者の頃は、
この値段やったらわざわざ車で来ても、何本かまとめ買いすればお釣りがくるなぁ、
と、極めてプラクティカルな感想を抱いたはずです。
それが今では、企業努力が素晴らしいですね、なぞという、
社会学の先生のようなコメントを出してしまいそうです。

(ちなみに僕の研究者としての区分は、もともとは美学芸術学を専門としていましたが、今は社会学社会福祉を専門としています)

やっぱり、酒が本当に好きで飲んでいたのはなく、
アル症で脳と心が壊れていたから飲んでいたんですね。

とすれば、僕がアルコール依存症を患ったのは、遅くとも30代、もしかすると、20代の頃だったかもしれません。

ただ、若い頃は、身体にも社会的に問題が顕現しなかったというだけだったんですね。

先輩方の飲酒者であった頃の行動についてのコメントを読むと、
俺もそうやったなぁ、と思います。

例えば、飲⚪️運転の件ですとか。

ゆっくり過去を見つめつつ、未来を見ていきたいと思います。

そんなわけで、みなさん、そして僕も、今日もご機嫌さんで
LWOA Life Without Alcohol 断酒ライフ、継続しましょう。